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日立コンシューマ・マーケティングと日立リビングサプライが経営統合

 日立コンシューマ・マーケティング(日立CM)は28日、同社の100%子会社である日立リビングサプライと10月1日付けで経営統合することを決定した。日立コンシューマ・マーケティングが存続会社となり、日立リビングサプライは社内分社会社「リビングサプライ社」として事業継続する。

 日立家電品の販売を行なう日立CMと、家電品を主体にした製品企画/開発/調達を行なう日立リビングサプライは、2011年4月より事業連結グループとして、両社の販売戦略と調達戦略を共有し、事業展開をしてきた。今回の統合により、日立CMの販売機能とリビングサプライの調達機能を一体的に運営し、販売と調達を連携させたより高度な事業展開を可能にする。

 また、商品の開発・調達から販売・サービスまで一貫して行なえる体制になることから、消費者や取引企業のニーズをより反映した商品提案が可能になるほか、日立リビングサプライが担っている調達機能を、より経営基盤の大きな日立CMが継承することで調達機能の強化を図るとしている。

(臼田勤哉)