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パイオニア、光デジタル入力を備えたTV用ワイヤレススピーカー"快テレ君"

 パイオニアは、テレビの音声を手元で聴ける、シニア向けワイヤレススピーカーシステム"快テレ君"「VMS-S710-K」を10月下旬に発売する。価格は24,800円。

VMS-S710-K

 ワイヤレススピーカーと、テレビに接続して使用する送信機がセットになったスピーカーシステム。圧縮2.4GHzデジタル無線伝送方式により、テレビと有線接続した送信機から、離れた場所に置いてあるスピーカーにワイヤレスで音声を伝送可能。スピーカーを手元に置くことで、テレビの音量を上げずに聴き取ることができる。伝送距離は約30m。送信機に、音声入力として光デジタルとアナログRCAを装備。光デジタルはPCM音声のみ対応する。

スピーカーを送信機に乗せて充電を行なう

 スピーカーは50mm径ユニットを2基搭載。人の音声帯域を強調して再生する「しっかり音」機能を備え、ニュース音声や台詞を聴き取りやすくする。再生周波数帯域は100Hz~20kHz。最大出力は1W×2ch。ステレオミニのヘッドフォン出力を装備し、付属のイヤフォンを接続して音声を聴くこともできる。電源は、専用のニッケル水素充電池を使用し、連続再生時間は約14時間。充電は送信機に置いて行なう。別売のACアダプタ「VMS-ADP01」(10月下旬発売/3,200円)も利用可能。外形寸法は190×78×90.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約610g。

 送信機の電源は、付属のACアダプタを使用。外形寸法は190×78×32.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約140g。接続用の光デジタルケーブル(1.5m)や、RCA-ステレオミニケーブル(1m)などが付属する。

 VMS-S710-Kは、9月30日よりパイオニア プラザ銀座で先行展示されるほか、10月1日~3日に東京ビッグサイトで開催される「第41回 国際福祉機器展 H.C.R.2014」のパイオニアブースにも出品される。

(一條徹)