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Xperia Z2 Tablet Wi-Fi版、ハイレゾのヘッドフォン再生やPS4リモートプレイに対応

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、5月に発売したAndroidタブレット「Xperia Z2 Tablet」のWi-Fiモデル向けに、ハイレゾ音源のヘッドフォン出力や、「PS4 リモートプレイ」などに対応するソフトウェアアップデートを11月下旬より提供開始する。このアップデートにより、11月に発売されたXperia Z3 Tablet Compactに搭載されている多くの機能やアプリに対応する予定。アップデート後はOSはAndroid 4.4.4に更新される。

Xperia Z2 Tablet

 音楽関連では、ハイレゾ音源のヘッドフォン出力に対応する(従来はUSB出力のみ対応)ほか、CD音源や、MP3など圧縮音源の解像度を、ハイレゾ相当にアップスケーリング(最大96kHz/24bit相当まで拡張)する「DSEE HX」にも対応する。

 ゲーム関連は、「PS4 リモートプレイ」に対応。Xperia Z2 TabletとワイヤレスコントローラーのDUAL SHOCK4をつなぐことで、PlayStation 4のゲームを楽しめる。利用には、システムソフトウェアを最新バージョンにアップデートしたPS4本体と、ワイヤレスコントローラーのDUALSHOCK 4、Xperiaへの「PS4 リモートプレイ」アプリのダウンロードが必要。

 カメラアプリも追加。画面に写る被写体をキャンバスにして、用意された3Dオブジェクトとペン・ブラシツールを使って画像を加工できる「ARファン」、最大3台のXperiaまたはソニーのWi-Fi/NFC対応カメラをワイヤレス接続して多画面放送のような感覚で撮影を楽しめる「マルチカメラ」、メインカメラとフロントカメラを活用し、被写体と撮影者を同時に記録できる「フェイスインピクチャー」などのアプリが利用可能になる。

 なお、マルチカメラの対象機種はXperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compactとアップデート後のXperia Z2 Tabletで、ソニー製カメラを含む接続の場合は最大2台となる。

 このほかにも、新規機能を追加。また、ホームスクリーンレイアウトも変更される。

(中林暁)