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4Kタイムラプス対応で防塵防滴の一眼「PENTAX K-S2」
星の軌跡撮影も。シリーズ初のバリアングル液晶/Wi-Fi
(2015/2/10 12:51)
リコーイメージングは、ペンタックスのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」を3月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、ボディキットが10万円弱、「18-50REキット」(smc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR RE付属)が12万円弱、「ダブルズームキット」(smc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR REとsmc PENTAX-DA L 50-200mmF4-5.6ED WR付属)が13万円弱、「18-135WRキット」(smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR付属)が14万円弱。カラーは、ブラック、ホワイト、ブラック×オレンジの3種類で、本体がホワイトのモデルは、同梱レンズのsmc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR REもホワイトとなる。
'14年9月に発売した「PENTAX K-S1」の上位機種で、防塵/防滴対応のデジタル一眼レフで世界最小というモデル。雨天時やホコリの多い場所でも使用でき、山登りやキャンプ、スポーツなどアウトドア撮影も想定。レンズキット同梱のレンズも防滴構造となっている。Kシリーズで初めて、バリアングル液晶モニタや無線LAN/NFCも備える。
APS-Cサイズで有効2,012万画素のCMOSセンサーを搭載。解像感を優先した光学ローパスフィルターレス仕様となっている。露光中にイメージセンサーユニットをサブピクセル精度の微小駆動をさせることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果が得られるという独自機能「ローパスセレクター」も採用。効果のON/OFFや強弱の選択もできる。また、高速画像処理エンジン「PRIME MII」との組み合わせにより、ISO 51200の超高感度撮影にも対応する。
高精度な位相差AFの「SAFOX X(サフォックス・テン)」を採用。11点測距/中央部9点クロスセンサーを搭載する。選択した測距点から被写体(動体)が外れても、周辺測距点の距離情報を参照しながらAF追尾を継続する「セレクトエリア拡大」機能や、合焦後に被写体を見失った場合でもフォーカスを保持する「AFホールド」も備える。ボディ内手ぶれ補正も搭載。
動画はMPEG-4 AVC/H.264に対応し、1,920×1,080ドット/30p/25p/24p、または1,280×720ドット/60p/50pで撮影可能。記録時間は最長約25分。ステレオマイクも内蔵する。
4K(3,840×2,160ドット)でのインタ―バル動画撮影や、星の軌跡を4KやフルHD/HDのインターバル動画で幻想的に記録するという「スターストリーム」にも対応。インターバル動画は即時/時刻指定などが可能で、撮影回数は8~2,000回(記録サイズ4K選択時は8~500回)、フォーマットはMotion JPEG(AVI)。
モニタは3型/92.1万画素で、シリーズ初のバリアングル液晶を採用。180度回転させてレンズ側に向けると通常のシャッターボタンとは別に設けた「自分撮りシャッター」ボタンが有効になり、自分撮り撮影をしやすくしている。ガラスペンタプリズム採用で視野率約100%の光学ファインダーも装備。
シリーズで初めて、本体に無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とNFCも内蔵。スマートフォン/タブレットと連携し、リモート撮影や画像の転送に利用できる。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード(UHS-I対応)。USB 2.0やHDMI端子も装備。外形寸法は約122.5×72.5×91mm(幅×奥行き×高さ)、重量は本体のみで約618g、バッテリ/SDカード込みで約678g。