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FiiO、約1万円のポータブルヘッドフォンアンプ「A3」。E11K後継、新色シルバーも

 小柳出電気商会は、FiiOのポータブルアンプ新製品として、'14年に発売した「E11K」の後継機にあたるリネーミングモデル「A3」を9月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,500円前後。カラーはE11Kと同じブラックに加え、新色としてシルバーも追加。FiiOのハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「X1」とカラーリングを合わせている。

FiiO A3
ロータリーボリュームや各種スイッチ搭載

 カラー以外に大きな違いはなく、TIの「OPA1642」とアナログ・デバイセズ「AD8397」の組み合わせをE11Kから継承。「接続する機器の持つポテンシャルを最大限に引き出す」とする。最大出力は450mW(16Ω)、270mW(32Ω)。SN比は108dB以上、クロストークは72dB以上。適応するヘッドフォンのインピーダンスは16~150Ω。

 入出力端子として、アナログのステレオミニを各1系統装備、前面中央にアナログのロータリーボリュームを備えている。ロー/ハイのゲイン切り替えスイッチも搭載した。

 筐体は金属製。バッテリ内蔵で、駆動時間は最大約16時間。充電はUSB経由で行ない、所要時間は約4時間。外形寸法は91×56×13mm(縦×横×厚さ)で、バッテリ込みの重量は92g。

ヘッドフォン出力、ライン入力、充電用USB端子を備える
シルバーモデルの操作面

(庄司亮一)