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JPRiDE“サウンドメイク”イヤフォン進化。デュアルDDに、カスタマイズしやすい「QUEST mode」

JPRiDE(model i ANC MK2) QUEST

JPRiDEは、ユーザーが自由に“サウンドメイク”できるイヤフォン「JPRiDE(model i ANC MK2) QUEST」を発売している。価格は12,800円。

前モデルからの真価点として、サウンドの心臓部を改良。前モデルはダイナミックドライバーをシングルで搭載していたが、QUESTでは6mmと11mmのデュアル・ダイナミックドライバーを搭載。高音から低音までプレゼンスとパワーが増し、ライブ会場での音を浴びるような臨場感を再現できるという。

【2年間かかったアプデ】JPRiDE QUEST ☆イントロ【2分で紹介】

アプリを用いて、ユーザーが好みの音に調整できるのが同社イヤフォンの特徴だが、QUESTではより簡単で、直感的にサウンドメイクできるように、低音から高音まで、好みのパーツを組み合わせるようにして新しいサウンドを作り上げられる「QUEST mode」を搭載した。

同社は、メーカーのエンジニアがイヤフォンを作り込む時に使う機能を、ユーザーにほぼ全て開放しており、非常に細かな設定ができるのが特徴。プリセットを選んで音色をカスタマイズするだけでなく、ゼロから新規音色を作ることも可能。ゲイン設定やフィルターのコントロールなども可能。さらに、音圧の設定も変えられる。

カスタマイズだけでなく、50種類以上のプリセットを用意しており、それらをワンクリックで切り替え、音の変化が楽しめる。

さらに、作った音色設定をクラウドで共有でき、他のユーザーに使ってもらったり、他のユーザーが作った音色をダウンロードして聴くといった事も可能。

操作性や使用感の部分では、イヤーピースの装着感や音質を改善。接続安定性向上や、プリセットや音色モデルの追加、イヤフォンをタッチ操作する際の機能の自由なアサインも可能になっている。

音を聴いてみる

音のカスタマイズが特徴のイヤフォンだが、まずはQUESTの初期設定である「アシッド」で「ダイアナ・クラール/月とてもなく」を聴いてみる。

初期設定だけあり、低域から高域までバランス良く出ているが、印象的なのは中低域の“厚み”だ。アコースティックベースで聴き比べると、シングルダイナミックドライバーだった前モデルより、デュアルダイナミックドライバーになったQUESTの方が、低域がズンと深く沈みつつ、中低域がグッと前に押し出す力強さが大幅に強化されている。これにより、全体的にドッシリとした、安定感のあるサウンドが楽しめる。

アプリから、プリセットをタップしていくだけでも、音がコロコロ変わっていく。一般的なイヤフォンにもイコライザーやプリセットは搭載されているが、QUESTのプリセットはより音が大胆に、まったく違う印象に変化していくので面白い。

低域がパワフルになり、ベースの存在感がアップするプリセットから、過剰なのでは?と思えるほど地の底から響くように深く沈むプリセット、帯域が狭く意図的にこもらせたローファイなもの、高域の抜けがハッキリと良くなり、ジャズやフュージョンにマッチするものなどなど。

曲が変わるたびに、いろいろなプリセットを選ぶ楽しさがあると同時に、例えば低域がパワフルになるプリセットを選んだ時に、デュアルダイナミックドライバーになった事による、低域の沈み込みの深さ、音圧の豊かさといった、イヤフォンのベースとしての再生能力の進化が、プリセットの効果を、より印象的なものにしてくれている。

アプリでは、音圧そのもののレベルを調整する事もできる。これも、デュアル・ダイナミックドライバーに進化したからこその機能と言えるだろう。

プリセットだけでなく、アプリでは周波数を選び、フィルタータイプやゲインも含めて細かく設定し、自分の好みのサウンドを追求し、それを保存する機能も備えている。前述の通り、その設定をクラウドで共有したり、他の人の設定したサウンドを聴く事も可能だ。

一方でこの、自分好みの音にサウンドメイクしていくのは、ある程度の“慣れ”が必要になるが、それをより手軽にした「QUEST mode」も搭載されている。これは、帯域ごとにタブが設けられており、そのタブの中に帯域やフィルター形状などをセットにしたものが“部品”として並んでいる。

QUEST mode

音楽を聴きながら、これらの部品をタップして、加えたり、引いたりしながら、好みの音を追求できる。専門的な知識は不要でできるため、サウンドメイクの楽しさを、より気軽に味わえるモードになっている。