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手のひらサイズでBluetooth&バイアンプ駆動、IK Multimediaのモニタースピーカー

 伊IK Multimediaは、手のひらに乗るコンパクトさでバイアンプ駆動のアクティブモニタースピーカー「iLoud Micro Monitor」を、米アナハイムで開催される楽器関連の見本市「The NAMM Show 2016」で発表した。日本でも今年の第2四半期に発売予定で、価格はオープンプライス、店頭予想価格は37,000円前後。

手のひらサイズのアクティブモニタースピーカー

 外形寸法90×180×135mmと、小型なアクティブスピーカー。「余裕で鞄に収まり、自宅、スタジオ、ホテルと場所を問わず、いつでも、どこでも、明瞭で信頼できるスタジオ・リファレンス・モニター・システムが手に入る」としている。

 入力はアナログRCA、ステレオミニに加え、Bluetoothにも対応。モニターとして使うほか、ワイヤレスでスマホなどと連携し、日常のリスニングにも使えるという。

使用イメージ

 3インチのウーファと、3/4インチのシルクドームツイータで構成。各ユニットを個別のアンプでドライブするバイアンプ方式で、合計4つのクラスDアンプを内蔵する。合計出力は50W。

 56bit DSPを搭載し、位相や周波数特性をコントロール。長年のフィルタ開発で培われた技術を用いたクロスオーバー設定と、ウーファ、ツイータから出力した音が耳に届くタイミングをコントロールするタイムアライメントをDSPで処理する事で、正確な位相、定位、リニアな周波数特性を実現したとする。

 前面のスタンドを立てる事で角度をつけた設置が可能。デスクトップ設置時には、机上による音の反射を補正する「Desktopモード」も備え、低域、高域を補正するスイッチも備えている。

角度をつけて設置ができる
背面

(山崎健太郎)