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パナソニック、Androidベースのサイネージ対応ディスプレイ

 パナソニックは、AndroidベースのOpenPort PLATFORMを搭載した業務用ディスプレイ「AF1」シリーズを、3月下旬より国内法人向けに発売する。55型、49型、42型の3サイズを用意し、価格はオープンプライス。

AF1シリーズ

 サイネージプレーヤーソフトの開発がしやすいAndroidベースの「OpenPort PLATFORM」をディスプレイ本体に内蔵。国内外で活用されているサイネージソフトウェアをディスプレイにインストールして、多彩なデジタルサイネージシステムへ柔軟に対応できる。パソコンやSTBなどの外部機器を使わずに、ネットワーク経由で簡単に広告・情報データの更新や管理が行なえる。Android上ではHTML5対応のブラウザも搭載し、Webベースサイネージにも対応できる。

 パネル解像度は55/49/42型のいずれも1,920×1,080ドット、輝度は500cd/m2、コントラストは1,300:1。OSはAndroid 4.4.3で、CPUはCortex A9 1.0GHz(クアッドコア)。メモリは1GB、ストレージは8GB。メディアプレーヤー機能を内蔵したことで、外部機器の設置施工の手間を軽減できるほか、基本設定はリモコンひとつで操作できるため、かんたん設置を実現できるとする。また、パナソニックは、国内外のソフト開発会社とパートナーアライアンスを組み、CMS(コンテンツマネジメントシステム)からのディスプレイ制御を可能とする技術仕様(API)を公開し、APIを活用することで、ディスプレイの機能拡張・カスタマイズを実現するという。

デジタルサイネージ システム構成図

(臼田勤哉)