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“傷物語”イヤフォン登場。ナインウェーブ新最上位。「Tribute 7」も
(2016/4/29 18:02)
4月29、30日に、東京・中野の中野サンプラザで開催されている「春のヘッドフォン祭 2016」。イーフロンティアは、ナインウェーブの新イヤフォン「NW-STUDIO NEO」を紹介。7月下旬発売で、価格は35,000円。さらに、劇場用アニメ「傷物語」とのコラボモデルも予告した。
ナインウェーブはインナーイヤーにこだわっているメーカーだが、新モデル「NW-STUDIO NEO」もインナーイヤー型。共振や定在波を回避するという「DUAL Anti-Standing Wave System」をブラッシュアップした、「DUAL Anti-Standing Wave System 2」を搭載。「低域の共振だけでなく、定在波も回避する」ことを目指して開発されたもので、「音が持つ潜在的な力をフルに引き出し、音源の魅力をますことなく再現する」としている。
ユニットは、新モデルのために新たに開発した「NW-Driver NEO」。イヤーピースは、多くの人の耳にフィットするようデザインされた「NW-EarChip」で、シリコン製でフィット感を高めている。同時にこのピースは、「DUAL Anti-Standing Wave System」を機能させる役目も果たしている。
発表会で登壇した、ナインウェーブの藤井成厚代表取締役は、イヤフォン市場をカナル型が席巻している昨今でも、インナーイヤーにこだわる姿勢を説明した。
「傷物語」とのコラボモデルは2モデルを用意する予定。カラーが異なるほか、筐体に専用の刻印を施し、パッケージデザインもコラボモデル専用になるという。
発表会では、劇中に登場する忍野忍(おしのしのぶ/キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード)と、羽川翼のコスプレーヤーも、イヤフォンを装着したモデルとして登場した。
タイムロード
独ULTRASONEのヘッドフォン「Tribute 7」が注目を集めている。なお、製品発表時は5月14日の発売を予定していたが、部品の製造上の問題で、現時点では発売日未定となっている。
2004年に999台限定で発売し、現在も主力のEditionシリーズの原型となった「Edition 7」を、現代のニーズにマッチした特徴を備えて復活させるもの。世界限定777台販売で、店頭予想価格は38万円前後(税込み)。
また、「PRO550」と「PRO750」の進化モデルも展示。どちらも5月13日発売で、価格はオープンプライス。型番は「PRO550i」(実売33,000円前後)、「PRO750i」(実売54,000円前後)。
ハウジングやユニットなどは従来モデルと同じだが、ヘッドバンドの構造を見直し、ヘッドパッド全体で頭に装着する形になったという。これにより、頭部にかかる圧が分散。装着感が向上したとする。バンド素材もプロテインレザーになり、質感が工場。布地に比べ汗の吸着による劣化も低減するという。