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AUDEZE、世界初のオンイヤー型平面駆動ヘッドフォン「SINE」。Lightning直結も

 アスクは、米AUDEZEの平面駆動型オンイヤーヘッドフォン「SINE」シリーズ2製品を5月20日より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格と発売時期は、通常モデル「SINE On-Ear Headphone Standard Cable」が54,800円前後で5月20日、iOSのLightning端子と直結できるDAC内蔵ケーブルをセットにした「SINE On-Ear Headphone Lightning Cable」が62,800円前後で5月末。

SINE On-Ear Headphone

 オンイヤーヘッドフォンでは世界初という平面駆動型ヘッドフォン。SINEシリーズは、BMWのデザイン部門「BMW Group DesignWorks USA」とコラボしたデザインと、コンパクトさ、230gの軽量さも特徴としている。

 ユニットは80×70mmの平面磁気ドライバ。高い磁束密度を実現するAUDEZE独自の平面磁気技術「Fluxor Magnetic Technology」に加え、振動板全体に均一化された磁場を生成し、歪みを減少するという「Uniforceダイヤフラム」も採用。「オンイヤーヘッドフォンながら、ダイナミックかつ繊細なサウンドを提供する」という。磁気回路はネオジウムマグネット。

ユニットは80×70mmの平面磁気ドライバ

 ケーブルは着脱可能。通常の2.5mヘッドフォンケーブルが付属するモデルに加え、「Cipher Lightningケーブル」も追加で同梱するモデルを用意。これは、ケーブルのマイクリモコン部分にDACなどを内蔵したもので、入力端子はLightningを採用。対応するiPhoneなどのLightning端子と、デジタルで直接接続。DACでアナログ変換し、ヘッドフォンで音楽が楽しめるモデルとなる。

「春のヘッドフォン祭2016」の展示から。DACを内蔵したLightning直結ケーブルを同梱したモデルも用意する

 再生周波数特性は10Hz~50kHz。最大出力は120dB(6W)。インピーダンスは20Ω。推奨電力要件は500mW~1W。重量は230g。

「春のヘッドフォン祭2016」で展示されたもの
使用イメージ

(山崎健太郎)