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Blue Microphones、アンプ内蔵で低音強化の「MO-FI」などヘッドフォン2種

 ビーアイ・フォースは、Blue Microphonesのヘッドフォン「MO-FI」(モーファイ)を5月25日に発売する。アンプを内蔵しており、価格は49,750円。下位モデルの「LOLA」も同日に発売。価格は37,250円で、カラーはBlack/Whiteを用意する。

MO-FI

MO-FI

 最大の特徴はアナログ・アンプを搭載している事。「極めてナチュラルで豊かなローを再生する」という。アンプ部の出力パワーは240mW。1,020mAhのバッテリも内蔵。動作モードOFFを加えた3種類のモードを用意。12時間の再生ができ、充電所要時間は3~4時刊。頭から外すと電源が自動的にOFFになる。バッテリが切れた場合は、パッシブで音が出せる。

アンプを搭載しており、動作モードが選択できる

 アンプ内蔵の理由としてメーカーでは、「再生デバイスの負担を軽減することですべてのオーディオ・デバイスから最高のパフォーマンスを引き出す。音楽制作現場でモニタリング環境が(スピーカーの)パッシブ主流からアクティブ主流へと変わっていったのと同様、ヘッドフォンも今後アクティブタイプが増えてくる」と予想している。

 ユニットは50mm径。ファイバー強化ダイナミック振動板を使っており、インピーダンスは42Ω。周波数特性は15Hz~20kHz。エンクロージャは半密閉型。重量は466g。

アーム部分
モニターヘッドフォンとしての使用イメージ

LOLA

 リスニング向けのヘッドフォンで、人間工学に基づいたデザインを採用。アンプは内蔵していない。

Blackモデル
Whiteモデル

 ハウジングは半密閉型。「タイトでパワフルなローエンド、ウォームで明瞭なミッドレンジ、伸びやかで音楽的なハイエンド」サウンドを実現しているという。

 マルチジョイント・パラレルリンク・ヘッドバンドを採用。F1マシンのサスペンションにヒントを得たという可動機構で、ユーザーの頭の形を選ばず常に最適なフィット感が得られるとする。さらに、ハウジングを常に平行に保つ効果もあるという。

 イヤーカップは耳に沿った形状で、密閉性を高め、外部からのノイズも軽減。

 ユニットは50mm径。ファイバー強化ダイナミック振動板を使っており、インピーダンスは42Ω。周波数特性は15Hz~20kHz。エンクロージャは半密閉型。重量は397g。

使用イメージ

(山崎健太郎)