AET、プロ向けオーディオケーブルを一般販売開始
-「HCR EVO」シリーズのRCAケーブルなど
株式会社エーイーティーは11日、プロ向けとして販売していたオーディオケーブル「HCR EVO」シリーズ3モデルの一般向け販売を開始したと発表した。
HCR EVOシリーズは、録音スタジオやライブなどで使われるプロ向けの専用シリーズとして開発。日本製の素材をふんだんに投入しながら低コストでの開発に成功し、プロ専用機ならではのコストパフォーマンスを実現したという。
一般販売される製品はRCAのラインケーブル「HCR LINE EVO」、スピーカーケーブル「HCR SP EVO」、オーディオ用電源ケーブル「HCR AC EVO」の3種類で、価格などは下表の通り。なお、一般発売にあたり、電源ケーブル「HCR AC EVO」は無料モニターを同社サイトで募集している。
種類 | 品番 | 長さ | 価格 |
RCAラインケーブル | HCR LINE EVO | 0.8m(ペア) | 34,650円 |
1.2m(ペア) | 37,800円 | ||
3.6m(ペア) | 63,000円 | ||
6m(ペア) | 100,800円 | ||
9m(ペア) | 138,600円 | ||
スピーカーケーブル | HCR SP EVO | 1.8m(ペア) | 50,400円 |
2.7m(ペア) | 56,700円 | ||
3.6m(ペア) | 69,300円 | ||
5m(ペア) | 88,200円 | ||
切り売り | 6,300円/m | ||
オーディオ用電源ケーブル | HCR AC EVO | 1.2m | 34,650円 |
1.8m | 37,800円 | ||
3m | 44,100円 | ||
5m | 56,700円 | ||
切り売り | 6,300円/m |
■ RCAケーブル
導体に高密度/高純度無酸素銅(OFC)を使用。ホットピンに無垢の純銅(PCOCC)を用いており、コールド側のブラケットはバネ式。ケーブルは非同軸構造で、ホット/コールドの導線を同一条件にして対向配置。複合多層構造のアモルファス合金シールドで覆っている。絶縁体は高純度PFA、RCAプラグは国産のカスタム品。
■ スピーカーケーブル
導体は国産プレミアムバージン銅で、鏡面仕上げ/真空アニール処理されている。内部には平行4芯構造を採用する。導体/絶縁体/プラグ接点/被覆材まで全てカスタムメイドされている。シールドはアルミ合金リボン。ケーブル外径は12mm。
■ 電源ケーブル
鏡面仕上げ/真空アニール処理の国産プレミアムバージン銅を導体に使用。断面積は実用限界に迫るという5.5sqで、エネルギー密度の高いサウンドと圧倒的なボリューム、クリアネスを実現したという。内部は平行4芯構造。
絶縁体/プラグ接点/被覆材も全てカスタムメイド。シールドはアルミ合金リボン。特製のPSEプラグも採用し、プラグの強度と導電性を高めるために開発したDCT処理を施している。耐圧は400V、耐熱温度は80度。ケーブル外径は12mm。
なお、同製品は無料モニターも募集。3名にレンタルし、2週間以内に使用感などをメールすることで、製品がプレゼントされるという。専用ページで応募を受け付けており、締め切りは8月末。
http://www.audiotech.jp/audio/product/ppc/hcr_ac_evo.html
□モニター応募ページ
http://www.audiotech.jp/audio/comment/090707_boshuu.html
(2009年 8月 11日)
[AV Watch編集部 中林暁]