Auzentech、HDオーディオをHDMI出力可能なサウンドカード
-クリエイティブ/サイバーリンクと共同開発。29,800円
米Auzentechは、HDMI 1.3aに準拠したPCI Express接続のサウンドカード「Auzen X-Fi HomeTheater HD」など、新製品4モデルを世界同時に発売する。日本での出荷開始日は9月14日で、価格は下表の通り。DTC Japanによる先行予約も8月27日より受付開始。先行予約の場合は価格が10%OFF(9月7日まで)となり、14日以前より順次発送を開始するという。
製品名 | インターフェイス | 価格 |
Auzen X-Fi HomeTheater HD | PCI Express | 29,800円 |
Auzen X-Fi Forte 7.1 | 16,800円 | |
Auzen X-Raider 7.1 | PCI | 6,800円 |
Auzen X-Studio 5.1 | 5,800円 |
■ X-Fi HomeTheater HD
HDMI入出力を各1系統備えるサウンドカード。HDMI出力対応ビデオカードからの信号を入力し、音声信号をミックスしてHDMIから出力できる。インターフェイスはPCI Express x1。クリエイティブのX-Fiオーディオプロセッサを搭載し、最大24bit/192kHzで7.1ch再生が可能。Silicon ImageのHDMI 1.3チップセットを採用する。
サイバーリンクも開発に協力しており、別売PowerDVDを使用することでドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audio、リニアPCMのビットストリーム出力できることも特徴。各フォーマットのデコードも同ソフトの利用で可能となる。対応OSはWindows XP/Vista/7で、Blu-rayのHDオーディオ再生はVista/7のみ。
HDMI以外の出力端子は、光/同軸デジタル音声出力のコンボジャックが1系統、アナログ7.1chが1系統。ステレオミニのヘッドフォン出力も装備する。
■ X-Fi Forte 7.1
ゲーム/オーディオマニアの両方を満足させるために設計されたというPCI Express x1接続のサウンドカード。最大24bit/192kHzの2chまたは24bit/96kHzの7.1ch出力に対応。LowProfieブラケットも付属する。
従来のX-Fiチップセットに比べ回路を改良し、部品を高級化したことが特徴で、手持ちのヘッドフォンやマイクのクオリティを存分に楽しめるとしている。
出力端子は光/同軸デジタルコンボジャックとアナログ7.1ch。光デジタル音声入力も備える。対応OSはWindows XP/Vista。
■ PCI接続モデル2製品
「X-Raider 7.1」は、C-MediaのCMI8768を搭載し、最大24bit/96kHzの7.1ch出力が可能。光デジタル入出力を各1系統と、アナログ7.1ch出力を1系統備える。オペアンプは全チャンネル交換可能。
「X-Studio 5.1」は、PCI接続で、24bit/96kHzの5.1ch出力をサポート。VIAのICE1723を搭載する。フロント2chのオペアンプは交換可能。LowProfileブラケットも付属する。
両モデルとも、対応OSはWindows XP/Vista。
X-Studio 5.1 |
□製品情報(X-Raider 7.1)
http://www.auzentech.jp/site/products/x-raider.php
□製品情報(X-Studio 5.1)
http://www.auzentech.jp/site/products/x-studio.php
(2009年 8月 27日)
[AV Watch編集部 中林暁]