民放連、「gorin.jp」でバンクーバー五輪の映像配信

-「北京大会よりもパワーアップ」。TV放送枠も決定


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1月18日発表


 日本民間放送連盟(民放連)は18日、2月13日(日本時間)に開幕するバンクーバー冬季オリンピックにおける民放テレビ各系列の放送枠が決定したと発表した。また、'08年の北京オリンピックに引き続き、競技動画などのインターネット配信を特設サイト「gorin.jp」で行なうことも明らかにした。

 民放テレビでのバンクーバーオリンピックの総放送時間は、地上波が110時間、BSデジタルが50時間。地上/BSデジタルともにハイビジョン映像と5.1chサラウンドでの放送を予定する。フィギュアスケートの「男子シングルフリー」、「女子シングルショートプログラム」、「フリースタイル女子モーグル」などの種目を生中継する。

 地上波では、深夜・早朝から昼にかけて生中継を行なうほか、ゴールデンタイムにハイライトの放送も実施。さらに、土曜、日曜のゴールデン帯では、オリンピックの見どころをまとめたハイライト番組なども用意する。BSデジタルは、同一系列の地上波の録画放送を基本に午後11時から放送する。なお、放送スケジュールの詳細はサイト内で案内している。

 また、インターネット動画配信の「gorin.jp」を、バンクーバー大会でも実施。北京大会では、動画384本/延べ1,481分の動画を配信したほか、全ての競技結果や、オリンピック関連のニュース記事などのコンテンツを配信していた。バンクーバー大会でも、競技動画をはじめ多くのコンテンツを配信するほか、「北京の時には無かった新しい試みも多数導入し、パワーアップして生まれ変わる」という。配信ページは近日開設予定としている。



(2010年 1月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]