ジャストシステム、「Music@Life」サービスを3月で終了

-「音楽配信認知拡大の役目終えた」。BeatJamは継続


Music@Life

 ジャストシステムは、オーディオソフト「BeatJam」のユーザー向けに運営している、「BeatJam」の活用サイト「Music@Life」を、3月31日で終了する。

 「Music@Life」は2004年12月からスタートしたサービスで、BeatJamの最新情報や、スキンデータ提供、「ご当地サウンドコラム」や「世界で最も、美しい音」など、BeatJam用サウンドファイルのダウンロード提供などを実施。ユーザーが自分のBeatJamライブラリ情報を「マイページ」にアップロードしたり、トップページで他のユーザーがどのような曲を聴いているのかチェックする事などができる。

 また、楽曲の検索機能も持ち、以前は音楽配信サービス「mora」とも連携。「Music@Life」の決済サービス「@Lifeレジ」で、moraの楽曲を購入する事もできた(@Lifeレジは2010年11月30日で終了している)。

 ジャストシステムでは、同サービスの目的を「音楽配信サービスの認知拡大」としており、今回の終了については「開始から7年目を迎えるにあたり、音楽配信サービスがパソコン・携帯ユーザー様にとって一般的となった今、BeatJamとしては一定の役目を終えた」と説明している。

 ソフトの「BeatJam」は今後も継続。今後の方針として「本来の転送機能をカーナビやスマートフォンなどに特化することでより使いやすくし、音楽の新たな楽しみ方をご提案・ご提供していく」という。なお、「BeatJam 2011」の次のアップデートも3月下旬頃に予定されている。



(2011年 1月 26日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]