RIAJ、2011年6月のレコード生産実績を発表

-数量・金額ともに前年比30%超の増加


 日本レコード協会(RIAJ)は22日、2011年6月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比131%の2,877万枚・巻、金額が同135%の323億円で、先月に引き続き数量・金額ともに前年を上回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比102%の500万4,000枚、12cm CDアルバムは同104%の1,369万5,000枚、アナログディスクが11,000枚(同106%)、カセットテープは16万2,000巻(同61%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比168%の5万2,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比256%の926万5,000枚。

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計5,00426%102%3,26316%93%
12㎝ CDアルバム計13,69572%104%17,40683%105%
アナログディスク計110%106%170%133%
カセットテープ計1621%61%1351%67%
その他520%168%1000%261%
合計18,925100%103%20,921100%103%

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD9,26594%256%10,41991%288%
テープ・その他5826%2,003%1,0019%1,069%
合計9,847100%270%11,419100%308%

(2011年 7月 26日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]