RIAJ、2011年5月のレコード生産実績を発表

-金額、数量ともに前年を上回る


 日本レコード協会(RIAJ)は21日、2011年5月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比109%の1,944万枚・巻、金額が同102%の197億円で、数量・金額ともに前年を上回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比105%の537万3,000枚、12cm CDアルバムは同107%の1,025万8,000枚、アナログディスクが4,000枚(同28%)、カセットテープは20万6,000巻(同98%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比194%の4万8,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比120%の339万4,000枚。

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計5,37334%105%3,66223%78%
12㎝ CDアルバム計10,25865%107%12,22976%112%
アナログディスク計40%28%60%23%
カセットテープ計2061%98%1721%106%
その他480%194%1071%284%
合計15,889100%106%16,176100%102%

 

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,39496%120%2,96485%87%
テープ・その他1584%799%52415%599%
合計3,552100%124%3,488100%100%

(2011年 6月 22日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]