microSDビデオ販売の高画質版「モバコンHQ」

-Android端末向けに加賀ハイテックが展開


モバコンHQのロゴ

 加賀ハイテックは、microSDカードにビデオコンテンツを収録して販売する「モバコン」(モバイル用コンテンツSD)を強化。解像度を960×540ドットまで向上した「モバコンHQ」事業を展開する。

 モバコンは、ワンセグ対応機器で再生できる映像コンテンツを収録したmicroSDカードとして、2010年7月より事業化。ワーナーの映画などを収録したmicroSDを販売してきた。これまでのモバコンは320×180ドットのワンセグサイズとなっていたが、モバコンHQでは、解像度を最高960×540ドットまで、ビットレートも6Mbpsまで向上し、より高画質にビデオを楽しめる規格とする。

 年内にタイトル発売予定で、アニメや海外を含むテレビドラマ、スポーツなど、各ジャンルのコンテンツを用意。価格は通常のモバコンと同等を目指しているという。


モバコンHQアプリアイコン

 著作権保護技術に東芝が開発したTranShare(SD-SD)を採用し、Android端末でモバコンHQカードを視聴可能とする。Android 2.2以上のタブレット端末向けにモバコンHQ専用アプリ「モバコンPlayer」を提供し、再生可能にする。また、同社もAndroidタブレットMeopadなど年内より順次発売し、対応機器を増やしていく。



(2011年 10月 6日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]