日立マクセル、TV録画用のファンレスUSB HDD

-1TB/2TBの2モデル。アルミ筐体で放熱


縦置きと横置きのどちらもサポートする

 日立マクセルは、ファンレス設計でアルミ筐体を採用したテレビ録画用USB HDD「Log Max」(ログマックス)を11月15日に発売する。2TBモデル「M-EH10U2T.BK」と1TBモデル「M-EH10U1T.BK」を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2TBが14,000円前後、1TBが1万円前後。

 録画対応テレビとの接続を想定したUSB HDD。アルミ筐体を採用する事で、熱放出性能を高め、ファンレスを実現。深夜でも静かに録画・再生ができるという。また、表面にヘアライン処理を施し、高級感を高めている。接続対応テレビの情報は、日立マクセルのページで案内される。

 厚さは32mmと薄型で、縦置き、横置きのどちらにも対応。使用状況を表示するLEDも搭載し、起動時は青、録画・再生中は赤、待機が長くなると青と赤が交互に点灯する。

 HDDは日立グローバルストレージテクノロジーズ製のものを採用。1TBと2TBモデルで外形寸法や重量は同じで、サイズは32×188×110mm(幅×奥行き×高さ/縦置き時)、約1,020g(付属品を除く)。




■iVDR-EXを使った業務用RAID BOXも

小型RAID BOX「IVDRX-4XRAID」。右はiVDR-EXカートリッジを交換しているところ

 なお、iVDRの新しい展開として、iVDR-EXカートリッジを交換用メディアとして使った小型RAID BOX「IVDRX-4XRAID」も10月下旬に、マクセル商事から発売される。11月16日から18日まで、幕張メッセで開催される「Inter BEE 2011」でも展示予定。

 放送や業務用ビデオ業界での使用を想定しており、耐衝撃性や安全性に優れるiVDR-EXを採用したのが特徴。4台のiVDR-EXでRAIDシステムを構築しており、接続用インターフェイスはeSATAとUSB 3.0に対応。情報漏洩対策としてデータプロテクトミドルウエアを搭載し、暗号化しながらも高速なファイル転送ができるという。



(2011年 10月 17日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]