TMD、新広視野角技術採用の4.3/7型液晶「Soludina」

-スマホ/タブレット向け


Soludina。4.3型(左)、7型(右)

 東芝モバイルディスプレイ(TMD)は、新広視野角技術を採用したモバイル機器向け液晶ディスプレイ「Soludina(ソルディナ)」を開発。4.3型/1,280×720ドットと7型/1,280×800ドットの2製品を2011年度内に量産開始する。

 Soludinaは、高精細液晶に適した画素構造を持つ新表示モードを採用することで、精細度を上げながらも広い視野角性能を維持したというディスプレイ。スマートフォンやタブレット端末での利用を想定している。


サイズ4.3型7.0型
解像度1,280×720ドット1,280×800ドット
精細度342ppi217ppi
コントラスト比800:1
視野角上下176度以上、左右176度以上
色再現範囲71%
(NTSC比)
表示色1,677万色
斜めから見ても色変化が少ない点が特徴

 高精細化に適した駆動用の低温ポリシリコンTFTや同社のスクリーンフィット技術と組み合わせることで、より広視野角が際立ち、薄く軽い製品を実現できるとする。

 なお、同開発品は、10月26日から28日までパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2011」でも展示する予定。



(2011年 10月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]