ラディウス、亜鉛ダイキャスト筐体のカナル型イヤフォン
-iPhone対応モデルも。「HiFi Monitor Sound」第1弾
ラディウスは、「HiFi Monitor Sound」シリーズ第1弾の製品として、筐体にメタル素材を用いたカナル型(耳栓型)イヤフォン2モデルを発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は亜鉛ダイキャスト素材を使った「HP-ZDF11」が6,000円前後。アルミ素材を使った「RK-CHA11」が4,000円前後。
カラーは、「HP-ZDF11」がブラック(K)、クロムシルバー(S)、カッパーレッド(R)。「RK-CHA11」がブラック(B)とレッド(R)、バイオレット(V)。
HP-ZDF11のカッパーレッド | RK-CHA11のバイオレット |
■ HP-ZDF11
HP-ZDF11 |
HP-ZDF11は、ハウジング部が高比重の亜鉛ダイキャストのみでできていることが特徴。継ぎ目から発生する音の抜けやブレを防ぎ、共振を排除するという。
ユニットは6mm径のダイナミック型で、HP-ZDF11専用に開発。同社は「ダイナミック型の持つ空間感とバランスドアーマチュアのような透明感が共存する」としている。再生周波数帯域は5Hz~28kHz、出力音圧レベルは92dB/mW、最大入力は5mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルはY型で1.2m。ケーブルを含む重量は10g。
■ RK-CHA11
RK-CHA11 |
RK-CHA11は、アルミ素材のカナル型イヤフォンで、ケーブル部にiPhone/iPod/iPad対応のマイクとリモコンも備えたモデル。
独自のS.A.D.S構造(ストレートアルミダクトハウジング)を採用。ドライバをハウジングの前方(耳穴側)に配置することで音の減衰を軽減し、繊細でクリアな高域を実現する一方、後方に設けた空間で低域の増幅を図っている。ハウジングを直管形状とすることで、不要な音の反射を抑え、解像感の高い再生を可能にするという。
6mm径のダイナミック型ドライバを搭載し、再生周波数帯域は18Hz~23kHz、出力音圧レベルは95dB/mW、最大入力は5mW、インピーダンスは12Ω。ケーブルはY型で1.2m。4極ステレオミニプラグを採用する。ケーブルを含む重量は9g。
(2011年 11月 1日)
[AV Watch編集部 中林暁]