ACCESS、Android TV用のBMLブラウザ開発キット

-国内外のテレビメーカー向けに年内提供開始


 ACCESSは、Android対応の国内デジタルテレビ用BMLブラウザ移植開発キット「NetFront Browser DTV Profile BML Edition SDK for Android」を開発した。Android対応のTV向けBMLブラウザ提供は業界初としており、SDKを国内外のテレビ/STBメーカーに向け、年内に提供開始する。

 Android搭載テレビやSTBの日本市場投入を図るメーカーが、容易にBMLブラウザを移植できるように設計された移植開発キット。国内テレビで多くの搭載実績を持つ、BS/CS/地上デジタル放送用BMLブラウザの移植開発キット「NetFront Browser DTV Profile BML Edition SDK」をベースに、Android依存部をサンプルコードとして標準実装。採用メーカーは、TVアプリやミドルウェア部分を実装するだけで、自社開発のAndroid対応のSTBやテレビなどに、国内テレビ放送に準拠したブラウザ機能を、迅速に実装できるとする。

 対応OSはAndroid 3.1で、3.1以降にも順次対応していく方針。同ソリューションは16日から18日までパシフィコ横浜で開催される「組み込み技術展 Embedded Technology 2011」のアイティアクセス ブースにてデモ展示を行なう。


(2011年 11月 16日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]