ソニービルで「SmartAR」活用のクリスマスイルミを実施

-4万球のLEDと大画面ビジョンで演出。風力発電利用


「Dream Xmas 2011」のイメージ

 ソニーは、東京・銀座ソニービルにおいて、AR(拡張現実)技術の「SmartAR」を活用したクリスマスイルミネーションが楽しめる「Dream Xmas 2011」を実施する。期間は11月30日~12月25日。

 期間中、ソニービル屋外のイベントスペース「ソニースクエア」に、白・青・緑の4万球のLEDを使用したクリスマスオブジェを設置。この場所に置かれる大画面ビジョンで「SmartAR」を体験できる。

 SmartARと顔認識技術を組み合わせることで、来場者の頭上に雪や様々な形のオーナメントが降り注ぐような映像を大画面ビジョンに表示。クリスマスオブジェとSmartARが連動したイルミネーション演出で、見る度に異なる空間を楽しめる。さらに、1時間に一度の「スペシャル演出」では、SmartARと音と映像を融合し、現実世界と仮想空間が入り混じった約60秒のコンテンツが見られるという。

 SmartARが体験可能な時間は上記期間内の11時~23時(11月30日は18時~)。スペシャル演出は各日の16時、17時、18時、19時、20時、21時、22時に行なわれる。

 イルミネーションの使用電力は風力発電を利用。ソニービル全館の電力使用量と合わせて節電要請内でまかなうという。さらに、期間内はチャリティ募金イベント「第44回愛の泉」を実施。イルミネーションに募金箱が設置され、募金を行なうと募金箱壁面の光の演出が楽しめる。募金は東日本大震災の被災地の子供たちを支援する活動に使われる。

 そのほか、ソニービルの壁面“アートウォール”には、今年度の「Canvas @ Sony 2011 アートウォール・オーディション」でグランプリを受賞したchiaki kohara(チアキ コハラ)さんの作品を11月28日~12月25日まで掲出する。



(2011年 11月 17日)

[AV Watch編集部 中林暁]