パイオニア、SACD/DLNA対応BDプレーヤー「BDP-150」
-実売約2万円。3D対応。約17,000円の下位機種も
ネットワークプレーヤー機能を備えた「BDP-150」 |
パイオニアは、Blu-rayプレーヤー2機種を6月上旬より順次発売する。価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は、ネットワークプレーヤー機能を備えた「BDP-150」が2万円前後。非対応の「BDP-3110」が17,000円前後。カラーは「BDP-150」がブラックのみ。「BDP-3110」はブラック(K)とホワイト(W)を用意する。
「BDP-150」はDLNA 1.5に準拠したネットワークプレーヤー機能を装備。スマートフォンとも連携できるのが特徴。専用アプリ「iControlAV 2012」や「Control App」をインストールする事で、iPhone/iPad/iPod touchを使い、BDプレーヤーの再生や停止などの基本操作が可能。なお、このアプリはAndroid OSにも対応している。
前述のようにネットワーク再生機能を備えているため、パイオニアでは「スマートフォンで撮影した動画ファイルも、スマートフォンからの操作で再生できる」としている。
BDビデオはBlu-ray 3Dの再生にも対応。SACDの再生にも対応する。さらに、AVCHDやデジタル放送を録画したBD-R/RE、DVD(AVCREC/VR/CPRM)にも対応。
USB端子も備え、USBメモリなどに保存したDivX Plus HD、FLAC、MKV、JPEG、MP3、WMA、WMVファイルも再生可能。他にも、レジューム再生の「つづき見」機能や、HDMI連携機能なども備えている。
BDP-3110 |
「BDP-3110」の再生可能なディスクやファイル形式は、BDP-150とほぼ同じだが、BDP-3110はSACDの再生に非対応。また、DLNAのネットワークプレーヤー機能も省かれ、スマートフォン連携機能も備えていない。さらに3備えているD再生にも非対応となる。
スリムな筐体が特徴で、横幅は360mm、高さは39mm、奥行きは208mm。上位モデルと同じく、レジューム再生の「つづき見」機能や、HDMI連携機能なども備えている。
入出力端子は2機種共通。HDMI出力は1系統で、1080/60p/24pなどに対応。1080pへのアップスケーリングや、36bitのDeepColor、x.v.Colorにも対応する。
その他にもコンポジット、光デジタル音声、アナログ2ch音声、Ethernetを各1系統装備。USB端子は、BDP-150がフロントとリアに各1系統、BDP-3110はフロントのみ1系統となる。
外形寸法と重量、消費電力は、BDP-150が435×250×58mm(幅×奥行き×高さ)で、2.1kg、20W(待機時0.3W)。BDP-3110は、360×208×39mm(同)で、1.3kg。16W(待機時0.3W)。
(2012年 5月 16日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]