JVA、2012年5月のビデオソフト売上速報を発表

2012年5月度媒体別売上構成比(内円が金額、外円が数量)

　日本映像ソフト協会(JVA)は3日、2012年5月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比96.2%の173億7,100万円で、2012年に入って最も低い売上だった。売上本数は同87.0%の524万6,000枚。

　2012年5月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比119.6%の43億5,700万円、ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は25.1%。数量は同117.4%の100万6,000枚で、数量の構成比は19.2%。

　BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比117.0%の41億1,000万円、数量は同108.3%の87万2,000枚。レンタル店用は売上額が同190.6%の2億4,200万円、数量が同266.5%の13万2,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比90.3%の130億1,400万円で、数量は同82.0%の424万1,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比104.1%の84億8,400万円で、数量は同89.5%の260万8,000枚だった。レンタル店用は売上額が同72.1%の44億4,600万円で、数量が同73.0%の161万6,000枚。

　販売用BD/DVDビデオの売上の合計は125億9,400万円で前年同月比108.0%と伸長。しかしレンタル店用の売上の合計が46億8,800万円で同74.5%と落ち込んだことが全体に大きく影響したとJVAでは分析している。

　2012年5月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比182.0%の202タイトル、レンタルは同151.3%の59タイトル。新作DVDは販売用が同152.6%の557タイトル、レンタルは同104.9%の554タイトルだった。