ソニー、「Xperia Tablet S」をアップデート

-アプリ追加やプログレッシブダウンロードなど


Xperia Tablet S

 ソニーは12日、9月15日発売予定の新タブレット端末「Xperia Tablet S」のアップデートを発表した。今回のアップデートを適用することで、AndroidバージョンはAndroid 4.0.3(Release4)となる。対象製品の型番は、「SGPT121JP/S」、「SGPT122JP/S」、「SGPT123JP/S」。

 新機能として、アプリケーション/スモールアプリのスクラップブック、Chrome、クリップ(スモールアプリ)、メモ(スモールアプリ)が追加される。また、Google Playから配信されるスモールアプリのインストール機能の追加や、他社製アプリケーションからSDメモリーカード内へのデータの書込対応、クリップボード機能の拡張などが行なわれる。

 また、Wi-Fi接続中の安定性も改善。ビデオ配信サービス「Video Unlimited」におけるプログレッシブダウンロードにも対応する。

 Xperia Tabletは、ソニーの新タブレットで、従来のSony Tabletより大幅に薄型化。内蔵ストレージメモリ16/32/64GBの3モデルが用意される。店頭予想価格は40,000円~56,000円前後。

 9.4型/1,280×800ドット液晶を採用し、CPUはNVIDIA Tegra 3のCortexA9 Quad Core 1.4GHz。メモリは1GB。外側に裏面照射型の800万画素、内側に100万画素のデジタルカメラを装備。IPX4相当の防滴仕様となっている。「ウォークマン」アプリや「ムービー」アプリを搭載。DLNA/DTCP-IPにも対応しており、ソニー製BDレコーダやnasneと連携し、テレビ番組を視聴する事もできる。nasneの録画番組をタブレットに転送する「ワイヤレスおでかけ転送」にも対応する。外形寸法は174.2×240×11.85mm(縦×横×厚さ)、重量は570g。

厚さは11.85mmドックスピーカー「SGPSPK1」もあわせて発売される

(2012年 9月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]