ドコモ、Android 4.1/5.5型有機ELの「GALAXY Note II」

クアッドコアCPU搭載。4.8型「GALAXY SIII α」も


GALAXY Note II SC-02E

 NTTドコモは10日、5.5型有機EL搭載の「GALAXY Note II SC-02E」と、4.8型の「GALAXY S III α SC-03E」を発表。GALAXY Note IIは11月、GALAXY SIII αは12月に発売する。

 Android 4.1を搭載したサムスン製のスマートフォン。10日発表のドコモ冬モデルの中でAndroid 4.1搭載機種はこの2モデルのみとなっている。いずれもクアッドコアCPUを搭載。Xi高速通信(LTE)にも対応する。



■ GALAXY Note II SC-02E

 5.5型/1,280×720ドットの有機EL「HD SUPER AMOLED」を搭載し、1.6GHzのクアッドコアCPU Exynos4412 1.6GHzや、2GB RAM、3,100mAhのバッテリを薄さ約9.7mmの本体に収めたモデル。カラーはMarble WhiteとAmber Brown。

GALAXY Note II SC-02E(Marble White)
GALAXY Note II SC-02E(Amber Brown)

 タッチパネルは独自のSペンでも操作でき、ペンを近づけるだけでフォルダの中身やEメールの本文を見たり、動画をポップアップで表示する「Air View」機能を搭載する。DLNA/DTCP-IPにも対応。microSDスロットを備えている(microSDXC対応)。

 おサイフケータイやワンセグも搭載。画面を見ている間は消灯しない「Smart Stay」にも対応する。メインカメラは810万画素の裏面照射CMOSで、起動速度が大幅に向上。撮影間隔0.3秒で、暗所撮影能力も向上している。内蔵フラッシュメモリは32GB。

 Xi(LTE)は下り最大約100Mbps、上り最大約37.5Mbpsに対応。無線LANを搭載し、Wi-Fiテザリング(同時接続台数10台)も可能となっている。LTE連続待受時間は約650時間、3Gは約620時間。外形寸法は約151×80×9.7mm(縦×横×厚さ)、重量は約185g。

Sペンで操作できる付属カバーを装着して閉じたところ


■ GALAXY SIII α SC-03E

GALAXY SIII α SC-03E

 5月に発売した「GALAXY SIII」のプレミアムモデルと位置付けられ、4.8型/1,280×720ドットの有機ELディスプレイを搭載。CPUは1.6GHz/クアッドコアのExynos4412 1.6GHzで、RAMは2GB。カラーはTitanium GrayとSapphire Black。

 メインカメラは810万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。最大20枚の連写機能や、連続撮影した8枚から1枚を自動で選ぶベストショット機能も搭載する。おサイフケータイやワンセグに対応するほか、「Smart Stay」機能も搭載。

 DLNAには対応するが、DTCP-IPには非対応。内蔵フラッシュメモリは32GB。microSDスロットを備えている(microSDXC対応)。バッテリは2,100mAh。Xi(LTE)は下り最大約100Mbps、上り最大約37.5Mbpsに対応。無線LANを搭載し、Wi-Fiテザリング(同時接続台数10台)も可能となっている。外形寸法は約137×71×9mm(縦×横×厚さ)、重量は約139g。


側面天面

GALAXY SIII α SC-03E(Titanium Gray)
GALAXY SIII α SC-03E(Sapphire Black)

(2012年 10月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]