ドコモ、1,920×1,200ドット液晶のタブレット「F-05E」

REGZAマイスター監修の東芝製フォトフレームも


ARROWS Tab F-05E

 NTTドコモは、Android 4.0を搭載した富士通製タブレット「ARROWS Tab F-05E」を発表。12月に発売予定で、カラーはホワイトのみ。

 さらに、バッテリを内蔵した東芝製のデジタルフォトフレーム「フォトパネル 05」も11月~12月に発売する。カラーはホワイトとブラック。




■ARROWS Tab F-05E

 10.1型、1,920×1,200ドットのTFT液晶パネルを採用したタブレットで、Android 4.0を採用。CPUはクアッドコアのTegra3 1.7GHz。2GB RAMを内蔵する。12個の高性能グラフィックエンジンも備え、高解像度のゲームも滑らかに楽しめるという。ディスプレイ表面にはGorilla Glass 2を採用する。

 通信機能として、Xi(LTE)に対応し、最大約100Mbps、上り最大約37.5Mbpsに対応。無線LANも備えており、8台までのテザリングもサポートする。

 IPX5、8相当の防水、およびIP5X相当の防塵仕様になっており、お風呂場などで使う事も可能。DLNAのDTCP-IPにも対応し、BDレコーダなどで録画した番組を、LAN経由で視聴する事もできる。さらに、NOTTVとワンセグの受信も可能。

背面1,920×1,200ドットのパネルを採用している薄さは9.9mm

 フロントにステレオスピーカーを内蔵。ドルビーデジタルプラスにも対応し、バーチャル5.1chのサラウンド再生が可能。

 「かんたんHOME画面」と「かんたんブラウザ」を備え、年配のユーザーにも使いやすいという「シニアスタイル」と、アプリの利用設定や学校で習った50音表で文字入力ができる「キッズスタイル」も用意。スイッチ付き指紋センサーや、年齢に合わせて色補正する機能なども備えている。

 32GBのメモリを内蔵するほか、microSD/SDHC/SDXCカードスロットも装備。デジカメも備え、外部向けに有効810万画素CMOS、内側に約125万画素のCMOSを採用している。

 10,080mAhのバッテリを内蔵。LTE連続待受時間は約1,300時間、3Gは約1,800時間、GSMは約1,500時間。外形寸法は約169×259×9.9mm(縦×横×厚さ)、重量は約580g



■フォトパネル 05

 「フォトパネル 05」は、9型、800×480ドットのディスプレイを採用したデジタルフォトフレーム。東芝製で、液晶テレビのREGZAシリーズで培ったという高画質技術を投入。“REGZAマイスター”監修による画質チューニングも施されている。

フォトパネル 05メニュー画面

 表示可能なフォーマットは、静止画がJPEG/BMP/GIF/PNG、動画がH.263/H.264/MPEG-4。音声ファイルの再生も可能で、AAC/HE-AACv1/HE-AACv2/MP3/MIDI/AMR-NB/AMR-WB/PCM/Oggをサポートする。スライドショー表示のパターンは19種類。メモリーカードはSD/SDHCに対応する。

 月額料金を支払い、パソコンや携帯電話から画像をフォトフレームに送信できる「お便りフォトサービス」に対応。緊急速報のエリアメールにも対応する。タッチパネル操作が可能で、これらの機能がより簡単に操作できるという。なお、タッチペンも備えているため、ディスプレイに指紋などがつきにくいとしている。

横置き、縦置きどちらにも対応する側面

 バッテリも内蔵しており、幅広い場所に設置が可能。人感センサーを用いた省エネ機能が使えるほか、電力が良く利用されている時間(9~11時、13~15時、17~19時の3つから選択可能)にバッテリ使用へ切り替えるピークシフト機能も備えている。

 外形寸法は約148×234×25mm(縦×横×厚さ)、重量は約750g。


(2012年 10月 11日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]