神田無線、地デジ対応の10.1型防水無線モニタ

「KVD-TB210W」。DVD/BD映像も伝送可能


KVD-TB210W

 神田無線電機は、バスルームやキッチンなどで地上デジタル放送が楽しめる、防水ワイヤレスモニターセット「KVD-TB210W」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,800円前後。

 地上デジタルチューナを搭載した送信機と、10.1型の防水ワイヤレスモニタで構成するシステム。送信機から地上デジタル放送の映像をモニタにワイヤレスで伝送する事で、離れた場所でテレビが楽しめる。無線は5GHz帯、変調方式はWHDIを採用。

 送信機にはHDMI入力×2に加え、D端子、コンポジット、アナログ音声(RCA)も各1系統装備。DVDやBlu-rayプレーヤーなどを接続し、ワイヤレスで楽しむ事もできるという。送信機には出力端子として、D端子、コンポジット、アナログ音声(RCA)も各1系統装備。

 モニタは10.1型で、解像度は1,280×800ドット。輝度は400cd/m2。コントラスト比は1,300:1、視野角は上下左右170度。防水機能はIPX6規格に対応。ワイヤレスで映像を受信するほか、ミニ端子を使ったAV入力も1系統装備する。スピーカーは2W×2ch。内蔵バッテリで、約3時間の利用が可能。充電所要時間は約8時間。

 なお、送信機にはAVコントローラー用のオシレーター端子(ミニジャック)も備え、付属のオシレーターを取り付けられる。モニタ側に操作パネルを備え、送信機に接続したAV機器を遠隔操作できるほか、防水リモコンも同梱。モニタに向けてリモコン操作する事もできる。

 モニタに、1局最大4日分のEPGを表示でき、番組内容を確認する事も可能。モニタの外形寸法は202×273×35mm(縦×横×厚さ/スタンド無し)で、重量は950g(スタンド含む)。消費電力は18W。送信機は132×291×62.5mmで、510g。消費電力は15W。


(2012年 11月 27日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]