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オーテク、ハウジングもチップで覆う新イヤフォン
突起で耳にフィットする「SonicFuel」。今秋発売
(2013/6/27 12:11)
オーディオテクニカは、米ニューヨークで6月26日から開催されている「CEA Line Shows2013」において、新コンセプトのカナル型(耳栓型)イヤフォン「SonicFuel」(ソニックフューエル)シリーズを発表した。ユニットはダイナミック型。ラインナップは「ATH-CKX9」、「ATH-CKX7」、「ATH-CKX5」。今秋に日本を含めた全世界同時発売を予定し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、CKX9が9,500円前後、CKX7が7,500円前後、CKX5が4,500円前後。
また、各モデルに、マイク付きリモコンを採用したスマートフォン向けモデルも用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は通常モデルに500円プラスとなり、「ATH-CKX9iS」が1万円前後、「ATH-CKX7iS」が8,000円前後、「ATX-CKX5iS」が5,000円前後。
「どこにいても『大好きな音楽を思いっきり楽しみたい』というリスナーの情熱を刺激する新シリーズ」と位置づけられており、「ビビットなカラーリング」、「量感ある重低音」、「快適なフィット感を生むCチップ」などが特徴。ダイナミック型ユニットを搭載している。
特徴的なのは、ノズル部分に装着するイヤーピースに加え、ハウジング全体を覆うように装着する、突起付きの「Cチップ」を同梱している事。CチップはS/M/Lの3サイズを同梱しており、装着する事で筐体のサイズが変化。「耳との密閉感を向上し、低域を逃さずに届ける」という。シリコンイヤピースは全モデルXS/S/M/Lの4サイズを同梱。これらを組み合わせ、最適なフィット感が得られるという。なお、CKX9/7の2モデルにはさらに、コンプライフォームイヤピース(Mサイズ)も付属する。
カラーバリエーションは、CKX9/CKX9iSがブラック、シルバー。CKX7/CKX7iSがブラック、ブルー、パープル、レッド、ホワイト。CKX5/CKX5iSがブラック、ブルー、グリーン、レッド、ホワイト。
上位モデルのCKX9は、専用に新開発された13.5mm径の大口径ユニットを搭載。表裏2色の絡みにくいフラットなケーブルを採用。タフ仕様のキャリングケースも同梱する。
CKX7は、8mm径の新開発ユニットを搭載。硬度の異なる2種の素材を重ねた振動板を採用した。耳穴の角度に合わせてハウジングが可動する新設計ボールジョイント構造も備え、耳穴の中心にハウジングを収めることで、「ストレスのない装着感を実現する」という。ケーブルは表裏2色の絡みにくいフラットタイプ。キャリングポーチも同梱する。
CKX5は、新開発の8mm径ユニットを採用。新設計ボールジョイント構造も採用。キャリングポーチも同梱する。
型番の末尾に「iS」が付くモデルは、ケーブルの途中にマイク内蔵リモコンを装備。スマートフォンと接続すると、通話や音楽・動画の操作が可能。ボリュームコントロールもできる。
モデル名 | ATH-CKX9 | ATH-CKX7 | ATH-CKX5 |
ユニット | 13.5mm | 8mm 2層振動板 | 8mm |
出力音圧レベル | 104dB/mW | 102dB/mW | 100dB/mW |
再生周波数帯域 | 5Hz~25kHz | 10Hz~24kHz | 15Hz~22kHz |
最大入力 | 20mW | 40mW | |
インピーダンス | 32Ω | 16Ω | |
ケーブル | 1.2m(Y型) | ||
重量 (ケーブル除く) | 約10g | ||
付属ピース | シリコンイヤピース(XS/S/M/L) コンプライフォーム イヤピース(M) Cチップ(S/M/L) | シリコンイヤピース(XS/S/M/L) Cチップ(S/M/L) |