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TSUTAYA、隠れた名作を初DVD化するネット投票を開始
42作品から選択、新規リクエストも受付
(2013/7/5 16:40)
TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、隠れた名作をネット投票により初DVD化するサービス「TSUTAYA名作レスキュー隊」の投票受付を開始した。7月31日まで受け付けている。
一般的にはあまり知られていない過去の名作など42作品から、新たにDVD化するものをWeb上の投票で決定する取り組み。TSUTAYA onlineの特設ページにある42タイトルの中から選んで投票し、一定の投票数が集まるとDVD化が決定。字幕やジャケット制作などを経て、DVDとして発売される。DVD化の目安は500票としている。
投票第1弾の対象となるのは、ジョン・フランケンハイマー「5月の7日間」、パットン将軍暗殺計画にまつわる傑作サスペンス「ブラス・ターゲット」、ラクエル・ウェルチの「カンサスシティの爆弾娘」のほか、「宇宙の七人」、「荒野の女たち」など42タイトル。リストの全作品は投票ページに掲載されている。
今回のリストにない作品についても、「TSUTAYA 復刻シネマライブラリー」のTwitter(@hukkokucinema)で新規リクエストを受け付けている。新規リクエストされたタイトルは、DVD化のための準備が整い次第、第2弾以降の投票でリストに追加される予定。
「TSUTAYA名作レスキュー隊」は、プレミアエイジ(団塊世代を中心とした世代)の利用が拡大していることなどを背景に、埋もれてしまった名作や、利用者の思い出に残る映画などを復刻する取り組みの一つとして実施。2011年12月に行なった「名作復刻リクエスト」キャンペーンと同様に、要望を受けて復刻を実現させるとしている。
これまでも、VHSのまま廃盤になった作品や、まだDVD化されていない作品を「TSUTAYA発掘良品」として復刻/再発売しており、2010年7月のスタート以降、これまで200作品以上の映画を“発掘”してきたという。
そのほか、万人受けする映画でなくても、人それぞれの思い出に残る映画作品を、オンデマンド(受注生産)で、店頭やインターネット通販で販売するという「TSUTAYA復刻シネマライブラリー」も2011年より実施している。