ソニー、「CEATEC 2013」で56型4K有機ELテレビ試作機を国内初出展

IFA 2013で展示された56型4K有機ELテレビ試作機の映像

　ソニーは、10月1日に幕張メッセで開幕する「CEATEC 2013」への出展概要を発表。56型で4K対応の有機ELテレビ試作機を国内で初めて参考出展する。

　56型/4K(3,840×2,160ドット)の有機ELテレビは、1月のInternational CESや9月のIFAなど海外の展示会で出展されたが、国内での展示は初となる。有機ELパネルを台湾AUOと共同で開発。酸化物半導体TFTと、有機EL発光層の光を効率良く取り出せるソニー独自のスーパートップエミッション(Super Top Emission)方式を採用。有機ELの高コントラスト/高輝度/高速動画応答性能や、広視野角な映像を、4K解像度の大型サイズで実現している。

　そのほかにも、4K対応製品として、液晶テレビBRAVIA「X8500A」シリーズ(65/55型)を展示する。なお、4K対応BRAVIAは、年内から順次実施予定のファームウェアアップデートなどで、4K/60p映像の信号伝送が可能なHDMI 2.0に対応する。

　また、有効830万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、民生用4K/HD記録フォーマットのXAVC Sで記録する4Kカムコーダのハンディカム「FDR-AX1」も出展する。

　Androidスマートフォンの新モデル「Xperia Z1」も展示。同製品の特徴であるカメラ機能と、カメラを活用したアプリによる新しい体験などを提案する。また、スマートフォンに装着できる“レンズスタイルカメラ”の「DSC-QX100」と「DSC-QX10」も出展する。