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au、フルセグ/DTCP+対応の10型「ARROWS Tab」

フォトフレーム「PHOTO-U TV」もフルセグ

ARROWS Tab

 auは2日、タブレット端末とデジタルフォトフレームの新モデルを発表した。10.1型の「ARROWS Tab FJT21」を11月下旬に、フォトフレームの「PHOTO-U TV」を12月中旬に発売する。どちらもフルセグのデジタル放送受信に対応する。

ARROWS Tab FJT21

ARROWS Tabの背面
ロッドアンテナも内蔵する

 富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS Tab」は、10.1型のIPS液晶を採用し、解像度は2,560×1,600ドット。Android 4.2を採用。チップセットはQualcommのMSM8974、クアッドコアで2.2GHz。メモリは2GBで、ストレージメモリは64GB。64GBのカードまで対応するSDXCカードスロットも備えている。

 AV機能としてワンセグ/フルセグの視聴や録画機能も搭載。DTCP+にも対応し、BDレコーダなどで録画した番組を、DTCP+対応のネットワークHDDに保存する事で、外出先からインターネット経由で録画番組を視聴できる。「スカパー! プレミアムサービスLink」にも対応しており、スカパー! プレミアムサービスチューナ「TZ-WR500P」とLAN経由で連携し、タブレットから録画した番組を視聴したり、タブレットに転送して持ち出す事もできる。

 本体にロッドアンテナを搭載。さらに、同梱のUSB同軸変換ケーブルを用いて、外部アンテナとも接続できる。フロントにステレオスピーカーを搭載。高音質化技術のドルビーデジタルプラスにも対応する。

 映像処理エンジンの「Xevic」(ゼビック)を採用。色補正や輪郭強調、マルチディレクション超解像処理などを行なう。

 指紋センサーを搭載。あらかじめ登録したユーザーの指紋を読み取り、ユーザーに合わせて表示スタイルを変更できる。

ドルビーデジタルプラスの設定をしているところ
利用者に合わせてホーム画面の表示スタイルを変更できる
指紋センサーを装備する

 約808万画素の裏面照射型CMOS「Exmor RS for mobile」を搭載。静止画や動画撮影にも対応する。通信機能では、無線LANと3G/LTE回線に同時接続できる「マルチコネクション」をサポート。Webブラウジングする際は、画像とテキストをそれぞれ別の回線からダウンロードする事で、素早い表示ができるという。また、無線LANと3G/LTEに同時接続でき、切り替え動作も無いため、途切れにくく安定した通信ができるとする。

 IPX5/8の防水、IPX5の防塵機能も用意。9,600mAhの大容量バッテリを搭載し、タブレットからスマホなどを充電する事もできる。外形寸法は約169×261×8.9mm(縦×横×厚さ/暫定値)。重量は約519g(暫定値)。

PHOTO-U TV

PHOTO-U TV

 ZTE製のフォトフレーム。10.1型、1,024×600ドットのTFT液晶を採用している。ワンセグ/フルセグ受信にも対応しているのが特徴で、どちらも視聴・録画が可能。番組表からの予約録画も可能。

 受信状況に合わせ、ワンセグとフルセグを自動切り替えできる。本体に2本のロッドアンテナを搭載しているほか、外部アンテナ入力も用意。フロントにステレオスピーカーを搭載する。

 Miracastに対応しており、対応スマートフォンからワイヤレスでコンテンツを表示する事もできる。さらに「au Cloud」にも対応。対応スマートフォンで撮影し、au Cloudにアップロードした写真を、フォトフレームから表示できる。

背面
ロッドアンテナを2本搭載
下部にカードスロットを備えている
PHOTO-U TV
Miracastにも対応する
付属リモコン

 本体に4GBのメモリを搭載しているほか、32GBまでのカードまで扱えるSDHCカードスロットも搭載。人感センサーを備え、人がいない時は自動的に画面表示がOFFになる。2,500mAhのバッテリも備え、IPX5の防水/防塵機能も用意する。

 外形寸法は約191×262×21mm(縦×横×厚さ)、重量は約837g。リモコンが付属する。

(山崎健太郎)