エーディテクノ、高輝度IPSパネル採用のデジタル一眼対応7型フィールドモニタ

CL76HOXP

　エーディテクノは、デジタル一眼カメラやビデオカメラでの利用を想定した7型フィールドモニタ「CL76HOXP」を11月22日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後。

　販売中の7型マルチ入出力端子搭載フィールドモニタ「CL76HOX」の後継機。搭載する液晶パネルを、従来の400cd/m2から600cd/m2の高輝度パネルに切り替え、野外での視認性が向上している。パネル解像度は1,280×800ドットで、コントラスト比は800:1。IPSパネルを採用し、視野角は上下左右178度。

　映像入出力として、HDMI、コンポーネント(BNC)、ビデオ(BNC)を各1系統装備。HDMI入力は1080/60pに対応する。各映像入力端子からパススルー出力も可能で、外部録画機器やモニタへ接続できる。

　電源は付属のACアダプタに加え、デジタル一眼やデジタルビデオカメラ用バッテリを取り付ける事も可能。XLRのキャノンコネクタで給電する事もできる。

　EOS 5D Mark IIとHDMI接続した際に、余分なエリアや黒縁部分を自動認識し、表示しない「オート DSLR スケーリング機能」を搭載。表示方法は「フルスクリーン」、「16:9」、「3:2」から選択できる。

　ピント合わせの補助機能として、ピントの合ったエッジ部分を赤色ラインで表示する「ピーキング機能」、露出レベルを色分布で可視化する「フォールスカラー機能」、露出オーバーやアンダーでの白トビや黒つぶれエリアを警告する「クリップガイド」、その警告表示を行なう任意の輝度値(IRE値)を設定できる「ルマ アンダー(オーバー)警告機能」、入力映像信号をドット・バイ・ドット表示する「ピクセル等倍機能」を搭載する。

　さまざまな撮影環境や設置方法に合わせ、本体の上下左右4カ所に三脚穴を備える。消費電力は17W。外形寸法は、187.5×34.5×142mm(幅×奥行き×高さ)、重量は540g。サンシェードやプロテクトケース、シューマウントアダプタなどを同梱する。