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【CES】スター・ウォーズ仕様のSMS製ヘッドフォンなど

beyerはAKコラボのアンプ。オンキヨーがスポーツヘッドフォン

CES会場の一つ、Las Vegas Convention Center(LVCC)

 コンシューマエレクトロニクス展示会「2014 International CES」が、米国ラスベガスで1月10日(現地時間)まで開催されている。会場の様々なブースで展示されていた新製品などをピックアップして紹介する。

SMSオーディオ、スター・ウォーズ仕様のヘッドフォン

スター・ウォーズモデルのStormtrooper

 アーティストの50 centがプロデュースするSMSオーディオは、映画「スター・ウォーズ」の登場キャラクターをあしらったヘッドフォン「Limited edition STREET by 50 On-Ear Wired headphones」を、'14年第2四半期に発売する。価格は199.95ドル。

 SMSオーディオの「STREET by 50 On-Ear Wired headphones」の特別エディションで、Stormtrooper(ストームトルーパー)、Rebel Alliance(反乱同盟軍)、Boba Fett(ボバ・フェット)、Imperial(帝国軍)の計4モデルをラインナップ。ハウジングにシンボルなどをあしらったデザインが特徴。

 SMSオーディオのCEOである50 centは、「子供のころからスター・ウォーズのファン。ルーカスフィルムと組んでこのシリーズを生み出したことはクールなこと」とコメントしている。

Rebel Alliance
Boba Fett
Imperial
SMSオーディオは、スポーツ向けヘッドフォン/イヤフォンや、子供向けヘッドフォンなども展示していた

オンキヨー、スポーツ向けのオープンエア型Bluetoothヘッドフォン

スポーツ向けBluetoothヘッドフォン「Trainer」

 Gibsonやティアックなどと共同のブースに出展したオンキヨーは、スポーツ向けのBluetoothヘッドフォン新シリーズ「Trainer」(ES-BT1)を発表。1月末より99ドルで発売する。なお、日本での発売は未定。カラーはブルーとイエロー、レッドの3色を用意する。

 エクササイズなどでの利用を想定した軽量設計のオープンエア型ヘッドフォン。イヤーパッドの部分は撥水性を高めており、汗をかいても利用できるという。ハンズフリー通話用のマイクや、音楽/通話用の操作ボタンも搭載。バッテリを内蔵し、連続使用時間は約8時間。

 なお、2014年はGibsonの創立120周年となるため、グループ各社が過去の名機などを振り返る展示も行なっている。オンキヨーは、1966年のセパレートコンポ「ST-55」などを展示。また、ブース入り口には、バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズで知られる“デロリアン”が登場。これには、「タイムマシンで(Gibson創立時の)120年前に戻った気分を味わってほしい」との思いが込められているという。

イヤーパッド部
パッケージは、中央に穴が開いたユニークなデザイン
1958年のオンキヨー製ターンテーブル「RP-7L」
オンキヨーやGibsonなどの共同ブースはテント型
入り口にはデロリアン

beyerdynamic、Astell & Kernと共同開発のポータブルアンプ

 beyerdynamicは、同社ヘッドフォンと組み合わせてポータブルアンプ「A200p」を出展。米国で間もなく発売し、価格は299ドル。24bit/96kHz対応DACを搭載したポータブルアンプで、同社とAstell & Kernが共同開発した。

 Lightning端子搭載のiPhoneや、マイクロUSB搭載のAndroidスマートフォンと接続し、デジタル入力した音楽をステレオミニから高音質でアナログ出力できるという製品。中央に大型のボリュームダイヤルを備え、135ステップで調整可能。バッテリを内蔵し、連続使用時間は11時間。SN比は110dB、周波数特性は20Hz~20kHz。レザー製ケースも付属する。

A200p
ブースでは、beyerdynamicのT51pや、Custom One Proなどと組み合わせて試聴可能だった

SuperTooth、ユニークなデザインのBluetoothスピーカー/ヘッドフォン

 日本国内でもBluetoothスピーカー「DISCO 2」を販売しているフランス・SuperToothのブースには、新モデル「DISCO 3」や「DISCO 4」などを出展している。

 「DISCO 4」は、ホーンのような形状をしたBluetoothステレオアクティブスピーカー。Bluetooth 4.0とNFCに対応し、対応スマートフォンを天面にかざしてペアリングできる。'14年第1四半期に発売予定。価格は59ドル。連続使用時間は3~12時間。

DISCO 4
NFCでスマホとペアリング可能
背面

 「DISCO 3」もステレオのアクティブスピーカーで、アンプ出力は12W。バッテリも搭載し、3~4時間の連続使用が可能。カラーは、black、honey、navy、grey、candy、clayの7色。重量は546g。DACも内蔵し、パソコンのUSBスピーカーとしても利用可能。価格は79ドル。

 Bluetoothヘッドフォン「FREEDOM」もNFCを搭載。aptXコーデックにも対応し、対応スマートフォンなどを高音質で聴くことができる。ハウジング部に操作ボタンなども備え、AVRCP対応プレーヤーの音楽操作も可能。価格は149ドル。

 なお、これらの製品は日本国内の販売代理店であるミックスウェーブが、4月までに国内販売を予定しているという。

DISCO 3
FREEDOM
ハウジング部でタッチ操作可能
その他の展示。HDMI Licensingのブースでは、HDMI 2.0関連の展示が行なわれている。アストロデザインの4K信号発生器「VG-876」からの4K/60p/6GHz信号を、パナソニックの4K LSI評価ボードで受けて、4Kオシロスコープで波形表示
CESでMOVERIO 第2世代モデル「BT-200」を発表したエプソンのブース。他社とコラボしたBT-200の活用例紹介や、腕時計/リストバンド型活動量計の展示も注目されていた
今回のCESで話題となったのは、活動量計の出展数の多さ。国内外様々なメーカーがリストバンド型のモデルなどを出展していた
オムロンは、日ごろの運動不足を防ぐために、自動で目標を設定して利用者に運動などを促す「Active Scan」(右)を展示。iPhoneと連携する“インテリジェント活動量計”としてアピールするという。日本でも4~5月に1万円を切る価格で発売予定

(中林暁)