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パイオニア、ディスクセットアップを高速化したBDドライブ
静音性向上でWindows 8.1対応の「BDR-S09J」
(2014/2/19 15:42)
パイオニアは、ディスクセットアップ時間を高速化したWindows 8.1対応のパソコン内蔵型Blu-rayドライブ「BDR-S09J-BK」を2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。販売はエスティトレード。カラーはピアノブラック(-BK)。
記録/読み出し時間を短縮し、1層BD-Rの16倍速記録に対応したシリアルATA接続のBD/DVD/CDドライブ。従来モデルの「BDR-S08J」に比べて、ディスクセットアップ時間を約20%高速化したほか、ライト&ベリファイモードでの記録時間短縮などを図った。また、独自機構の採用により防塵性と静音性を高めたという。
従来モデルからの強化点
- ディスクセットアップ時間:約20%短縮
- 「ライト&ベリファイモード」での記録時間:10分以上短縮
- 「BD-R記録面重視モード」での記録時間:約30%短縮
ディスクへの書き込みと記録状態のチェックを交互に行なう「ライト&ベリファイモード」のアルゴリズムを最適化することで、同モードでの記録時間を従来モデル比で10分以上短縮。配布用BDを作成する際に、BD-R記録面のムラを抑えて記録する「BD-R記録面重視モード」も高速化した。
汚れや傷で音楽CDのデータが読み取れない時に、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行なう「PURE READ3+(原音再生)」や、音質変化の原因となるデータ補完の発生頻度を抑え、音楽CD本来の音質で再生するという「RealTime PureRead」を従来モデルから継承。また、映画や音楽CD再生時にローディング動作や静音設定を最適化する「ビデオ&オーディオモード」も搭載している。
最大記録速度はBD-Rが16倍速(LTHは8倍速)、BD-R DLが14倍速、BD-R TLが8倍速、BD-R QLが6倍速、BD-RE(SL/DL/TL)が2倍速。DVD±Rは16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。
記録速度と静音性を優先する「標準(記録・精度優先)モード」と高速回転を維持することで読み出し時間を短縮する「高速読み出しモード」を搭載。BDからの読み出し時に発生する信号ノイズをクリアにする「リミットイコライザー」や書き込み精度を向上する「ディスク共振スタビライザー」なども搭載する。外形寸法は148×181×42.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は740g。
再生ソフトはBlu-ray 3D対応の「PowerDVD 10」。他にも、「PowerDirector 10」、「PowerProducer 5」、「Power2Go 8 for PURE READ」、「InstantBurn 5」、「PowerBackup 2」、「Medi@Show 6」、「LabelPrint 2」などを同梱する。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1。