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ピクセラ、Android/Windows両対応で直販6,786円の地デジチューナ

Android/Windows向け「PIX-DT300」

 ピクセラは、地上デジタル/ワンセグ対応のモバイル向けチューナの新モデルとして、Android端末とWindows 7/8/8.1で利用できるUSBメモリ型の「PIX-DT300」を4月中旬に発売する。直販サイトで予約受付を開始しており、直販価格は6,786円。

 昨年11月に発表され、同年12月の発売を予定していたが、「仕様変更および品質向上」を理由に、2014年春に発売を延期していた。

 地上デジタル放送のフルセグ/ワンセグ視聴のみに対応し、価格を抑えたシンプルかつコンパクトなデジタルチューナ。製品としてのわかりやすさを訴求しつつ、テレビを外で楽しむライフスタイルを広めるモデルと位置付けており、利用シーンの提案などを行なう専用サイト「オソト.TV」も開設している。

Androidアプリでの「ながら見」機能イメージ

 USBホストに対応したAndroid 4.2以上の端末と、Windows 7/8/8.1で利用可能。Android端末はNexus 7、GALAXY S4、Xperia Z1などに対応しており、動作確認済み機種は同社ページに掲載されているほか、Google Playにおいて、正常に動作するかを事前に確認するためのアプリ「モバイルTV(StationTV) 動作確認ツール」も配布されている。なお、microUSB接続の場合は、付属の変換ケーブルを利用する。

 Androidアプリでは、ワンセグのデータ放送にも対応。テレビを見ながらWebブラウザが利用できる「ながら見」機能も搭載。視聴中の番組名をキーワードにした検索結果をボタンひとつで表示する機能も用意する。

Windowsストアアプリのイメージ

 Windowsは7/8/8.1に対応。デスクトップ向けアプリに加え、Windows 8.1用のWindowsストアアプリも用意する。Windows向けにも、動作確認ツールが用意されている。Windowsストアアプリでは、タッチ操作でテレビが楽しめる。

 フルセグとワンセグの自動切り替えが可能。ロッドアンテナを備えるほか、アンテナ入力も利用可能。外形寸法は31×71×11.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約16g。

(山崎健太郎)