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ボーズ、手持ちのスピーカーをワイヤレス化する「SoundTouch」のWi-Fiパワーアンプ
(2014/6/6 08:10)
ボーズは、無線LANを使った独自のワイヤレス音楽再生機能「SoundTouch」に対応したステレオパワーアンプ「SoundTouch SA-4 amplifier」を、6月6日に発売する。価格は54,000円。
SoundTouchは、対応アプリ「SoundTouch app」をインストールしたPCやスマートフォン/タブレットの音楽を、無線LAN経由でスピーカーなどにワイヤレス伝送して聴けるシステム。複数台のSoundTouch製品をアプリから操作し、同じ音楽を流したり、部屋それぞれで違う音楽を流すといった制御もできる。
新モデルの「SoundTouch SA-4 amplifier」は、100W×2chのパワーアンプに、SoundTouchアダプタ「SoundTouch wireless adapter」とリモコンの「SoundTouch controller」を付属した製品。同社スピーカー「161」、「301V」などのほか、他社製を含む手持ちのパッシブスピーカーに接続すれば、ワイヤレススピーカーとして利用できる。SoundTouch controllerでプリセットの呼び出しや音量調整、曲のスキップなどの操作が可能。AirPlayにも対応し、iPhone/iPadなどの音楽も受信して聴ける。
パワーアンプ本体には独自のDSPを内蔵し、音量レベルに応じて音質のバランスを自動で調整。小音量時に聴こえにくくなる低域を自然に調整するなど、「どの音量レベルでもにおいても自然で豊かな、臨場感あふれるサウンドを再生する」としている。
筐体は鋳造アルミニウム製で、放熱用のフィンを装備。高出力時も温度を低く保つという。サーマルコンプレッション回路も搭載し、アンプを加熱から保護する。フロアや棚などに置くほか、壁掛けにも対応する。外形寸法は362×140×108mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.2kg。USBケーブルや電源ケーブルなどが付属する。