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歌詞入力だけで曲ができる、クラウド連携の「ボカロネット」提供開始
(2014/8/4 16:30)
ヤマハは、歌声合成技術「VOCALOID」の楽曲制作とクラウドストレージを連携した会員制サービス「ボカロネット(VOCALOID NET)」を、8月4日より開始した。ストレージ容量が500MBの「無料会員」と、月額500円で無料会員よりも豊富な機能と5GBストレージが利用できる「プレミアム会員」から選択できる。4月にサービスを発表しており、当初は「7月開始予定」としていた。
「ボカロネット」は、Webサイト上に歌詞を入力するだけで、歌声と伴奏からなるVOCALOID楽曲を自動生成する「VOCALODUCER」と、クラウドストレージ「ボカロストレージ」も組み合わせて提供するサービス。Webサイト上での利用だけでなく、「VOCALOID3 Editor」や「VOCALOID Editor for Cubase」など対応VOCALOIDアプリケーション間での楽曲データのやりとりをシームレスに行なえる。
合わせて、「VOCALOID3 Editor」と「VOCALOID Editor for Cubase」も同日よりアップデートを開始。適用することで「ボカロネット」対応機能が追加される。アップデート後のバージョンは、VOCALOID3 EditorがVer.3.1.1.0、VOCALOID Editor for CubaseがVer.1.2.1となる。
無料会員は、VOCALODUCERとボカロストレージ500MB分を利用可能。月額500円のプレミアム会員は、ボカロストレージが5GBに増量されるほか、VOCALODUCERの最大利用回数や歌声の種類、伴奏音源、作曲できる小節数が増加。伴奏MIDIファイルのダウンロードなども可能になる。