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ラトック、ポータブルWi-Fi SDストレージ「WIFISD1」にDLNAサーバー機能追加

 ラトックシステムは、無線LAN対応のポータブルSDカードリーダー「REX-WIFISD1」のファームウェアアップデートを12日より開始した。これによりDLNAサーバー機能が追加されるほか、パソコン用ソフトのUIが変更される。アップデート後のバージョンは3.000.046。ダウンロードには、本体貼付のシリアル番号(英数字12桁)が必要となる。

REX-WIFISD1(ホワイト)

 REX-WIFISD1は、iPhone/Androidスマートフォンやタブレットと無線LANで接続し、SD/SDHC/SDXCカード(最大128GB)や、USBメモリに収めた動画/写真などのデータを共有できるバッテリ内蔵のワイヤレスストレージ。最大5台までの機器から同時に接続可能。パソコンとUSB接続し、カードリーダーとして利用することもできる。なお、USB接続のSDカードリーダーとして使用している間は、無線LANやUSBメモリは使用できない。

 新ファームの適用によりDLNAサーバー機能が追加され、本体に挿したSDカードやUSBメモリに保存している動画、写真、音楽などのデータを、DLNAクライアント対応の機器やソフトウェア/アプリでストリーミング再生可能となる。動画のストリーミング再生には、スムーズな再生のためビットレートが10Mbps以下の動画を推奨している。

 また、特定フォルダ以下のみアクセス可能となるゲストユーザー機能も追加。パソコン上で各種設定が行なえるソフト「Web 管理マネージャー」の名称が「WiDrawer2 Web マネージャー」となり、UIが変更される。なお、従来のWeb 管理マネージャーで利用できた、DDNS設定やバックアップ設定、システム累計起動時間の表示などの一部機能は使えなくなる。

PCソフトのUIも変更される

(一條徹)