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ラトック、スマホ充電対応の無線LAN SD/USBストレージ

写真/動画共有など。ブリッジ接続可能、直販7,980円

REX-WIFISD1(SDカードは別売)

 ラトックシステムは、スマートフォンの外部バッテリとしても使える無線LAN SDカードリーダー「REX-WIFISD1」を12月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は7,980円。

 iPhone/AndroidスマートフォンやタブレットとIEEE 802.11b/g/n無線LANで接続し、SD/SDHC/SDXCカード(最大128GB)や、USBメモリに収めた動画/写真などのデータを共有できるワイヤレスストレージ。専用アプリ「WiDrawer」でデータのサムネイル表示や読みこみ、書き出しなどの操作が行なえる。

 最大5台のスマートフォン/タブレットから同時接続可能。無線LANのブリッジ接続にも対応し、スマートフォンをREX-WIFISD1に接続したまま、インターネットも同時に利用できる。パソコンとUSB接続してカードリーダーとして利用することも可能。なお、USB接続のSDカードリーダーとして使用している間は、無線LANやUSBメモリは使用できない。

 iOS 4.0以降のiPhone/iPad/iPod touchとAndroid 2.2以降のスマートフォン/タブレットと連携可能。パソコンの対応OSはWindows XP/Vista/7/8と、Mac OS X 10.5以降。

無線LANストレージ、USBカードリーダー、モバイルバッテリとして利用できる

 本体に3,000mAhのバッテリを内蔵し、本体動作のほか、スマートフォンを充電するモバイルバッテリとして利用できることも特徴。ワイヤレスストレージとしての動作時間は約9時間。外形寸法は約118×79×14mm(縦×横×厚さ)、重量は約120g。

 対応するファイル形式はiOSとAndroidで異なり、iOSは音楽がMP3/AAC/M4A/WAV/AIFF、動画がMP4/MOV/M4V、静止画がJPEG/TIF/GIF/BMP/PNG、ドキュメントはTEXT/Excel/Word/Power Point/PDF/Keynote/Numbers/Pagesのファイルに対応する。Androidは、MP3、MP4、JPEG/PNG、TEXT/Excel/Word/PowerPoint/PDFのみ対応。ファイルシステムはFATのほか、exFATやNTFSもサポート。

(中林暁)