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Twitter連動のテレビ実況アプリ「みるぞう」、今春リメイクで新サービスに

 データセクションは、ニフティが運営していたTwitter連動のソーシャルテレビサービス「みるぞう」を買収し、新たなサービスを提供すると発表した。iPhone向けアプリを今春リリース予定としている。

データセクションのサイトで、新サービスを案内するメール登録を受け付けている

 ニフティが提供していた「みるぞう」は、独自のTwitter解析エンジンにより、盛り上がっているテレビ番組を4段階に色付けして表示することで「今、どのテレビ番組が何の話題で盛り上がっているのか」がひと目でわかるというサービス。'11年よりAndroid向け番組表アプリの提供とAndroid/iOS向けスマートフォンサイトを公開しサービスを開始したが、'14年10月31日で終了していた。

 データセクションは、テレビに関連したソーシャルメディア分析ツールの提供や、2014年に実施したTBSグループとの資本業務提携の締結などにより、テレビ領域におけるソーシャルビッグデータ分析と活用を手掛けている。この取り組みの加速と、既存ビジネスの収益拡大、コンシューマ向けビジネスの展開を目指し、「みるぞう」を買収したという。

 同社はソーシャルテレビ領域におけるビジネス展開を加速させ、「コンシューマー向けメディア展開」と「テレビ分野に特化した分析ソリューションの提供」、「テレビ分野におけるコンサルティングビジネスの強化」の各事業を展開する予定。合わせて、広告事業やメディア活用事業などの新規事業も進める。

(中林暁)