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オンキヨー、「スマートアンプ」や新振動板で高音質化したBluetoothスピーカー

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、新技術「Smart Audio Technology」で高音質化を図ったオンキヨーのポータブルBluetoothスピーカー「SAS200」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。カラーはブラック(B)とシルバー(S)を用意する。

SAS200(ブラック)

 スマートフォンやタブレットなどモバイル機器との親和性と、オーディオ機器としての音質の両立に向けて開発したというBluetoothスピーカー。新開発の「Smart Audio Technology」は、入力信号に追従し、スピーカーを動的にコントロールすることで音楽の持つエネルギーを最大限に発揮するという「スマートアンプ」や、強靭な振動板としなやかなエッジをシームレスに一体化した新しい振動板「ODMD(Onkyo Double-Molding Diaphragm)」などの技術やパーツを独自に組み合わせることで、クリアな再生を実現するというもの。

 Bluetooth 4.0に準拠し、プロファイルはA2DPに対応。コーデックは、SBCに加えaptXもサポートしている。アナログ音声入力も備え、Bluetooth非搭載のプレーヤーとも有線接続できる。

 スピーカーユニットは40mm径フルレンジ2基に加え、80×40mmのパッシブラジエータ2基を搭載することで低域を強化。反動板を利用し、凝縮した空気をサイドダクトから一気に放射して量感とスピード感ある低音を実現するというコンプレッションリフレクターも備える。

 スマートフォンなどからSAS200の電源を入れられるスマートスタンバイ機能や、SAS200を2台使用したステレオ再生機能「TWS(トゥルーワイヤレスステレオ)」も利用できる。バッテリを内蔵し、約4時間の充電で、約8.5時間の連続再生が可能。外形寸法は180×59×53.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は740g。ACアダプタと充電用ケーブルが付属する。

SAS200(シルバー)
側面にスリットも備える
内部構造

(中林暁)