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パナソニック、HDCP 2.2/4Kパススルー対応の2.1chシアターボード

 パナソニックは、テレビの下に設置できるシアターボード「SC-HTE200」を5月22日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

シアターボード「SC-HTE200」

 薄型のボディにフルレンジユニットとサブウーファを内蔵した台座タイプのシアターボード。重量50kg以下で、テレビスタンドが幅590mm、奥行き355mm以下のテレビに設置できる。

 幅は600mm、薄さは63mmだが、38×90mmのフルレンジユニット×2と、80mm径のウーファ×2を内蔵。出力は50W×2ch+100Wの合計200W。欠落した信号の倍音を生成し、再生信号に付加する「H.BASS」により、80Hz以下の低域部分を仮想再生。2.1ch構成とあわせて、重低音再生が楽しめるという。

 入力はHDMI×1と光デジタル音声×1、アナログ音声×1。HDMI出力も装備し、レコーダやテレビの間に設置できる。新たに著作権保護技術のHDCP 2.2と4K/60p信号に対応し、4Kチューナと4Kテレビの間に「SC-HTE200」を設置できる。

 サウンドモードは、スタンダード、スタジアム、ミュージック、シネマ、ニュース、ステレオの6種類。番組ジャンルにあわせて、サウンドモードを自動切り替えする「番組ぴったりサウンド」や、消費電力を抑える「番組連動おまかせエコ」に対応。「3Dサラウンド」や急激な音量変化を抑える「音量オート」、セリフを聞きやすくする「明瞭ボイス」などを備えている。

 Bluetooth Ver.2.1+EDRを装備し、スマートフォンやタブレットなどのBluetooth機器から音楽をワイヤレス伝送できる。対応プロファイルはA2DP。

 消費電力は58W(待機時約0.4W)。外形寸法は600×365×63mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.9kg。リモコンやHDMIケーブル(1本)などが付属する

(臼田勤哉)