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マスプロ、受信chを絞り電波状況の悪い地域に最適化したUHFアンテナ

 マスプロ電工は、27素子の共同受信用UHFアンテナ「LSL27GN」を7月1日より発売する。価格は37,000円。2015年3月末に終了した地上デジタル放送の難視聴地域向けの「地デジ難視対策衛星放送」の対象地域など、電波状況の悪い地域から要望があり、遠方からの受信に適した共同受信用アンテナとして製品化した。

LSL27GN

 LSL27GNでは、ch.13~44の帯域に絞って、導波器と反射器のエレメントの長さを最適化。1つのホルダーに4本のエレメントを装着した導波器や、大型コーナー反射器により利得や前後比(F/B)を向上した。また、新型ビームダイポールによる低損失化や高性能化も実現しているという。

 受信チャンネルはch.13~44、動作利得は12.4~16dB。適合マスト径は32~60.5mm。外形寸法は450×2,620×590mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.4kg。

(臼田勤哉)