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サエク、PC-Triple C導体のRCAフォノケーブル3製品。1.3m/58,000円

 サエクコマースは、PC-Triple C導体を採用したフォノバランスケーブル「SCX-5000」のRCA端子タイプ3モデルを7月末に発売する。ラインナップは、5ピンDIN-RCA端子の「SCX-5000D-R」、L型5ピンDIN-RCA端子の「SCX-5000D-R(L)」、RCA-RCA端子の「SCX-5000R-R」。そのほか、「SCX-5000」の5ピンDIN端子をL型に変更した「SCX-5000(L)」も追加。ケーブル長と価格は、すべて1.3mで58,000円。ケーブル延長は0.1mごとに1,800円加算となる。

SCX-5000D-R(5ピンDIN-RCA端子)
SCX-5000D-R(L)(L型5ピンDIN-RCA端子)

 同社のバランス伝送用フォノケーブル「SCX-5000」のプラグ(5ピンDIN-XLR端子)をRCAプラグに置き換えたモデル。プラグには独自の金メッキを施している。PC-Triple C導体は、低歪み率/高い伝導率の安定した電気的特性を持つことが特徴。不純物の少ない高純度のOFC(無酸素銅)を使用し、独自の連続鍛造伸延技術によって優れた導通性能を実現したもの。

 導体は、断面積0.48sq(mm2)×5芯のツイストペア構造。絶縁体には比誘電率の低いフッ素(FEP)樹脂を採用し、静電容量の変化や伝送ロスを抑制している。L/R別の編組シールドや全体の銅箔シールドなど、計3重のシールドを施しノイズも抑制。制振材入りの耐燃性ポリエチレン製シースや絹糸の介在により、振動対策も施している。ケーブル外径は11mm。

SCX-5000R-R(RCA-RCA端子)
SCX-5000(L)ではL型5ピンDIN端子を採用

(庄司亮一)