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レノボ、プロジェクタ内蔵でDolby Atmos対応タブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」

 レノボ・ジャパンは、プロジェクタを内蔵したAndroid タブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」を11月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はWi-Fi版が65,800円、LTE版が70,800円前後。

YOGA Tab 3 Pro 10

 10.1型/2,560×1,600ドットのIPS液晶を搭載し、精細度は299ppi。10点のマルチタッチパネル対応で、ボールペンなどでもペン入力できるAnyPenテクノロジーによるペン入力にも対応する。

 最大の特徴は、ヒンジ部分に小型のDLPピコプロジェクタを搭載することで、最大70型までの投写が可能。プロジェクタは180度回転し、壁面や天井などに投写できる。アプリのスマートサイドバーで画面をタッチするだけで、フォーカス調整が可能。手軽にホームシアター環境が実現できるという。

ヒンジ部にプロジェクタを内蔵

 また、Netflixアプリをプリインストールしており、Netflixの映画やドラマなどを「YOGA Tab 3 Pro 10」だけで大画面投写して楽しめる。JBL製の4つのスピーカーを内蔵するほか、Dolby Atmos再生が行なえるなどサウンドも強化。「プライベートシネマ」としての利用を訴求している。

 OSはAndroid 5.1。プロセッサはAtom x5 Z8500、メモリは2GB、ストレージメモリは32GB。最大128GB対応のmicroSDカードスロットも備えている。IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LANやBluetoothを装備。LTEモデルでは、モバイルデータ通信に対応する。

 背面の仕上げはポリウレタンレザーで、ホールド感と高級感を向上。バッテリ容量は10,200mAhで、最大18時間の連続駆動が行なえる。外形寸法は247×179×4.68mm(幅×奥行×厚み)、重量は約665g。

YOGA Tab 3 10/8も発売

 また、プロジェクタを省いた10.1型/1,280×800ドットディスプレイの「YOGA Tab 3 10」と8型の「YOGA Tab 3 8」も11月上旬より発売。店頭予想価格は、YOGA Tab 3 10のWi-Fi版が26,800円、LTE版が31,800円前後、YOGA Tab 3 8 Wi-Fiが23,800円、LTE版が28,800円前後。

(臼田勤哉)