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'18年の4K/8K放送前に検証可能なレベルチェッカーと信号発生機。DXアンテナが10月発売
(2016/3/18 17:02)
DXアンテナは、4K/8K放送の受信レベルや信号品質を測定できる「4K・8K対応レベルチェッカー(LC60WS)」を発表。6月より予約を受け付け、10月より販売する。また、別売オプションとして「信号発生機(SG1WS)」も同時に予約受け付け/販売する。価格はいずれもオープンプライス。
2018年に実用放送が予定されている4K/8K放送には、これまでに放送波として使用していない新たな周波数の左旋円偏波が使用される(現在の放送は右旋円偏波)。このため、従来のレベルチェッカーでは測定できない4K・8K放送の伝送帯域(3,224MHz)に対応した測定器を製品化。
レベルチェッカーのLC60WSは、既存の同社製品「LC50W」と同様に、レベルと信号品質の同時測定などの機能に対応し、BS左旋/110度CS左旋の3,224MHz帯域も測定可能。受信レベルが適切なレベル(望ましい受信レベル)になると、音と画面表示(GOOD表示)で通知する。付属のmicroSDに測定データを保存して、パソコンでデータ確認や集計が可能。測定したデータから、「楽々集計ソフト」で簡単に報告書を作成できるという。
信号発生機のSG1WSを利用することで、4K/8K実用放送開始前の新築/改修物件において受信システムを導入する場合にも、放送の電波が送出される前に検証が可能。4K/8Kの周波数帯(3,224MHz)の基準信号を発生させ、受信システムの機器・同軸ケーブルの伝送損失を測定。その結果を表示して、受信システムを検証できる。