■ HDDプレーヤーでもワンセグ対応 昨年12月以来、対応機器の発売が続くワンセグ放送受信端末。4月1日のワンセグ放送開始以来対応端末のリリースに拍車がかかっている。通勤電車の中でも、12セグの地上デジタル放送を話題にする声は聞いたことがないが、ワンセグに関しては学生など多くの人が話題にしており、注目度は非常に高いようだ。 対応機器も当初は携帯電話が先行してたものの、DVDプレーヤーやカーAV製品、パソコンなどに広がりを見せている。そんな中、ポータブルHDDプレーヤーで世界初のワンセグ対応端末としてデビューしたのが「gigabeat V30T」だ。 東芝のオーディオプレーヤー「gigabeat」シリーズは、4月にMicrosoftのWindows Mobile software for Portable Media Centerを採用した「gigabeat S」が発売されているが、gigabeat V30Tも同OSを採用。パソコン用OSのWindows Media Center Editionを模したインターフェイスで、操作性の向上を図っている。 同プラットフォームに、ワンセグチューナを搭載。直販価格は49,800円とgigabeat S(30GB/36,000円)より高価だが、320×240ドット/3.5型の大型液晶の採用や、液晶の高輝度化などにより、ワンセグ端末/ビデオプレーヤーとしての魅力を高めている。また、ワンセグ録画機能も備えている。ポータブルHDDプレーヤー初となる、ワンセグ対応gigabeat。早速その実力をテストした。
■ ビデオプレーヤーとしては小型で軽量
同梱品は、ACアダプタやUSBケーブル、AVケーブル、イヤフォン、USB変換ケーブル、CD-ROMなど。付属のCD-ROMにはWindows Media Player 10や、取扱説明書のPDFなどを収録している。 本体は横長のデザインで、縦長のディスプレイ位置と十時キーを基調としたgigabeat Sとはかなり印象が異なっている。外形寸法は124.0×75.0×18.5~22.5mm(横×縦×厚み)、重量は約230g。gigabeat S(S30)の99.9×59.9×13.2mm/127gと比較するとかなり大きいが、COWON A2(133×22×78mm/298g)など、従来の横長デザインのHDDビデオ/オーディオプレーヤーと比較すると小型といえるだろう。 ディスプレイは、3.5型/320×240ドットのTFTカラー液晶。2.4型ディスプレイ装備のgigabeat Sより画面は大型化されているが、解像度は同じ。ただし、400cd/m2の高輝度液晶の採用により、明るい環境下での視認性を高めている。屋外利用が多くなるワンセグでの利用においては輝度は重要となりそうだ。 本体前面はピアノ調の加工が施されており、なかなか高級感がある。ロッドアンテナを立てると、デザイン的にもぐっと“テレビらしさ”が出てくる。液晶右脇には4方向の選択と決定動作を行なう「ナビゲーションスティック」、Windowsロゴをプリントした「スタート」ボタンのほか、バックボタン、ワンセグ用の「QUICKボタン」、ボリュームボタンを装備。モノラルスピーカーも内蔵している。 本体上面には電源/ロックスイッチのほか、スキップ/バックボタン、再生/停止ボタンなどを装備。左側面にはロッドアンテナと、USB 2.0端子、拡張コネクタ、ヘッドフォン/TV出力、AVジャックを備えている。gigebeat SではUSB充電が可能となっていたが、gigabeat V30TではACアダプタ充電のみとなる。下面にはBATTERYスイッチやリセットスイッチを用意、右側面にはストラップホールを備えている。
■ 操作性は良好だが、[マイテレビ]は不要
本体を手に取ってみると、重心のバランスが良いこともあり、重さはあまり感じない。右手側の保持部が手になじむよう微妙に丸まっている。基本の操作ボタンは右側にまとまっており片手でも十分操作できる。ただし、電車で立ちながら視聴する場合などは、両手で保持した方がいいだろう。なお、キャリングポーチやハンドストラップなどは付属しないが、落下の危険性や液晶画面の保護などを考えると、それらの活用は必須といえる。 上面の電源スイッチを入れると、メインメニューが起動する。メインメニューはWindows XP Media Center Edition(MCE)とほぼ共通のメディア選択画面となっており、マイテレビ/マイミュージック/マイピクチャ/マイビデオ/ワンセグ/設定の各メニューが用意されている。
基本的なインターフェイスデザインは、Windows Mobile software for Portable Media CenterをOSに採用していることもあり、gigabeat Sとほぼ共通で、横長かつ[ワンセグ]の項目が追加されているという格好だ。 ワンセグ以外の各項目は、Windows Media Player 10で管理し、転送されたビデオ/音楽/静止画の各ファイルへのアクセス用となっている。なお、[マイテレビ]はWindows MCEパソコンで録画したテレビ番組用のため、MCEパソコンのユーザー以外は全く無用の項目。さらに今回ワンセグに対応したことで、[マイテレビ]という名称がかなり紛らわしくなっている。 おそらく日本ではほとんど使われないであろう、[マイテレビ]がトップで、ワンセグが5番目(機能選択では一番下)というのは、日本のみで放送されるワンセグの対応端末として、かなり理解に苦しむものがある。Windows MCEとのインターフェイス統一を図るため、仕方ないのかもしれないが、iPodのメインメニューのように、不要な項目をメニューから外せるようになるといいのだが。
■ ワンセグ画質は良好。録画はおまけ
まずはgigabeat V30Tの最大の特徴ともいえるワンセグ機能を試してみた。メインメニューから[ワンセグ]を選択すると、ワンセグ機能を起動。起動には7秒~10秒程かかる。他のモードはほぼMCEを踏襲したインターフェイスデザインなのだが、ワンセグ機能のみ、背景色も異なる独自のデザインとなっている。 初回起動時にチャンネル設定が必要で、県名から選択する[地域設定]や、[全局スキャン]などの設定モードを用意する。チャンネル設定は3つのユーザー設定を保存可能となっており、自宅や通勤先のほか、旅行などでの移動時でも、ワンセグ放送の受信エリアであれば、その場でプリセット変更を行なうことで、ワンセグ機能を利用できる。 起動すると、[TV視聴]、[録画番組視聴]、[ワンセグ設定]の各項目が現れ、TV視聴を選ぶとチャンネル選択画面に移行する。あとは、チャンネルを選ぶだけでワンセグ放送視聴が可能となる。テレビ画面表示後のチャンネル切替は、ナビゲーションスティックの上下で行なえる。チャンネル切替の速度は5~10秒程度。受信状態が良好であれば、比較的早くチャンネル変更できるが、不安定だと10秒ほどかかり、ストレスを感じる。
視聴中にステックを左に倒すと、[番組説明]のほか、選択中の局の今後の放送予定を案内する[番組ガイド]が確認できる。チャンネル切替画面では、放送中の番組については各局の放送番組を確認できるが、それ以降の番組はチャンネルごとにしか確認できないのはやや残念なところだ。
受信感度については概ね問題なく、例えば、東京都千代田区のビル内にある編集部では、アンテナを立てていないと受信が安定しないが、アンテナを立てればほぼ問題なく、安定して受信できた。柱の下など、時折受信不能になることもあったが、室内でも受信性能にほとんど不満を感じることは無い。 ソニーのワンセグ対応/16GBフラッシュメモリ搭載の「VAIO TypeU<ゼロスピンドル>モデル」と比較したところ、gigabeatのほうが受信能力は高いようで、VAIOで映像/音声が不安定になってしまう場所/チャンネルでも、安定して受信できることが多かった。 また、市ヶ谷近辺や、京王線の車内などでも試したが、京王線の移動時にはかなり不安定で、立っているとほとんどのチャンネルが受信可能だが、座席に座ると映像も音声も途切れがち。完全に受信できなくなることもあった。
電車以外ではほとんど問題なく受信でき、懸念された屋外での視認性も良い。晴天の屋外だと厳しいかもしれないが、曇りや日陰であれば、屋外でも輝度についての不満は感じない。ただ使っていて気になったのは、屋内から屋外に出たときなど、輝度設定を変えたい時の切替が面倒なこと。 バックライトの輝度は5段階に変更できるのだが、5だと屋内では明るすぎるほか、白飛びも起きやすいので3以下で利用したい。しかし、ハードウェアキーなどは用意されておらず、メインメニューに戻り、[設定]→[画面]-[明るさ]と選択、変更するという手順を踏む必要があるので、歩きながら屋外に出たとき時など、設定変更が面倒だ。gigabeat V30Tでは、ワンセグ放送の音声を聞きながらメニューを立ちあげて、設定変更が行なえるため、さほど大きな問題ではないのだが、できれば、屋内/屋外といったモードををワンボタンで切り替えられる機能が欲しい。 画質については、受信状況さえ安定していれば、かなり高品位な表示が可能。発色も良く、輝度も高いので、ワイド放送のアニメなどはかなりのクオリティと感じる。3.5型で320×240ドットのため、精細感はそれほどでもないが、元々ワンセグ放送の320×240ドットの映像を表示するのであれば十分だ。動きの激しい映像だと残像感がやや強く出て、コーミングノイズも見受けられ、そのため解像感もあまり無くなってしまうこともあるが、それでも、例えばNHKの放送中に右脇に表示される[NHKG]という、透かし文字もしっかり解像されて確認できる。 気になったのはアスペクトモードが切り替えられないこと。液晶自体はアスペクト比4:3なのだが、16:9の映像を受信した場合は上下に黒帯付きで左右はフル表示する。また、[字幕設定]で字幕ありを選ぶと、映像を上部に上げ、下部に字幕を表示する。
一方、4:3の番組を表示する場合は、上下左右に黒帯がついた格好となる。液晶が4:3なのだから、拡大表示すれば全画面で4:3の映像が見られて良いのでは? と思うのだが、そうした切替モードは特に用意されていない。また、画質設定についても、バックライトの明るさ以外の設定は無く、ソースに合わせた映像設定などは行なえない。 画質や基本的な機能にはあまり不満はないのだが、細かな設定が好きな人が楽しめる要素はあまり持ち合わせてないない。クイックメニューからは、音声多重の切替や音声切替、番組情報表示などの機能も呼び出せる。 ・シンプルな録画機能はいいが、予約録画待機時になにもできないのは……
ワンセグ放送の視聴以外に、録画機能も備えている。機能的にはシンプルで、視聴中の番組の録画と、時間指定の予約録画が行なえる。EPGを利用した録画機能などは備えておらず、登録できるのも1番組のみと、かなり割り切った仕様だ。 液晶脇の「QUICKボタン」で、クイックメニューを呼び出すと、[録画開始]、[予約録画]という項目が現れる。ここで、録画開始を押すと、視聴中の番組を録画開始する。番組の開始時刻と終了時刻も併せて表示されるが、この情報を元に自動的に録画を停止することはなく、あくまで手動で録画停止を行なう必要がある。 予約録画では、日時と時間を指定して、決定を押すと録画待機状態となる。チャンネルは予約録画画面では選択できず、予約前に視聴中のチャンネルで、録画時間のみ設定するという形で、わかりにくい。また、録画待機状態になると、ほかの操作を受け付けず、音楽プレーヤーなどとしても利用できなくなる。30GBのHDDを搭載することを考えると予約件数1件というのも残念だが、予約待機中に他の機能がまったく使えないことは、それにも増して不便。どうしても録り逃したくない番組用で、あまり積極的に活用できそうにはないと感じる。なお、録画中もボリューム以外の操作は受け付けない。
録画した番組は[ワンセグ]-[録画番組を視聴]から選択して、再生可能。基本的にストリーム録画なので放送時とほぼ同等の画質といっていい。番組再生時はスティックの左右で早戻し/送りが可能なほか、本体上部の再生/停止、スキップ/バックボタンも活用できる。 録画機能がシンプルすぎて“録画も”できるワンセグ端末で、基本は受像機という印象だ。録画機能を重視する場合は、ボーダフォンの「905SH」や、「VAIO Type U」などのほうが使い勝手はいいだろう。受信環境が一定でないモバイル端末にどこまで録画機能を求めるかは意見の分かれるところだが、DVD/HDDレコーダが当たり前の昨今の感覚からは、番組表からの予約と予約時の他機能利用ぐらいは通常機能として搭載すべきだろう。
ヘッドフォン出力端子はビデオ出力兼用で、ファイル再生に加え、ワンセグ放送のビデオ出力にも対応。録画番組もビデオ出力可能で、番組をテレビなどで見ることもできる。これはgigabeat V30Tのワンセグ録画機能の特徴の一つといえそうだ。29型のCRTで見てみても、思いのほか画質はしっかりしており、ビデオ入力付きのPCディスプレイを活用して、録画番組を皆で見るなどの応用ができそうだ。また、モノラルスピーカーも内蔵しており、本体だけでも録画番組を楽しめる。 録画番組は著作権保護処理が施されており、PCに取り込むことなどはできない。また、データ放送の受信/録画などには対応していない。個人的にはさほど不都合を感じないが、携帯電話やPCでのワンセグ受信の多くが、データブラウザも搭載してきていることを考えると、スペック的には劣っている印象は残る。
■ ビデオ/オーディオプレーヤーはgigabeat S相当 ・WMP中心のビデオプレーヤー機能
ビデオ/オーディオプレーヤーとしての基本機能はgigabeat Sを踏襲している。 ビデオ機能の利用は、メインメニューで[マイビデオ]を選択する。収録したビデオファイルを名前/日付/ソース順でソートして管理しており、対応ビデオ形式はWMVのみ。ビットレート800kbps、4GB以下の容量のファイル。 無変換で転送できるのは、WMV(Ver.9/8/7)、オーディオデータがWMA、解像度が320×240ドット、フレームレート30fps、ビットレートの800kbps以下(オーディオ+ビデオ)のWMVファイルとなる。DivXやMPEG-4、H.264ファイルの転送/再生には対応しない。
ビデオ再生時の操作は、ワンセグ録画番組と共通でナビゲーションスティックもしくは上部の再生/停止、スキップ/バックボタンを活用する。操作体系こそ異なるものの、基本的にはgigabeat Sと共通で、WMV専用プレーヤーといっていい。大抵のファイルはWMPからの転送時にWMVに変換できるので、利用頻度が高くなければこれでもいいのかもしれないが、他社のプレーヤーがマルチコーデック対応を進める中、WMVに傾倒するのはかなり疑問ではある。 ・音楽再生機能ではH2Cの効果を確認
音楽プレーヤー機能もgigabeat Sとほぼ同じ。ただ、横長の画面となっているので、楽曲検索時の印象は異なっている。対応ファイルは、WMA/MP3/WAVと、WMA 9 Lossless。 スタートメニューから[ミュージック]を選択すると、楽曲検索モードとなる。検索メニューは、アーティスト/アルバム/ジャンル/曲/再生リストの各モードが用意される。ナビゲーションスティックの左右で、各検索メニューを選択し、上下でメニュー内の任意の楽曲/アルバム/プレイリストを選択する。上の階層に戻る時は、バックボタンを利用する。 アルバムや楽曲を検索してスティックで決定すると[再生]、[クイックリストに追加]の選択画面が現れる。ここで、再生を押すと楽曲再生を開始、クイックリストに追加の場合は、再生リストに追加され、本体でプレイリストを作成できる。画面が大きく、カラー液晶の発色も良いので、WMPに登録したジャケットを見ながら検索するのもなかなか楽しい。 また、gigabeat S同様、メニュー操作のタスク管理は独立しており、例えば音楽を再生したまま、スタートメニューを立ち上げて、ビデオの検索をしていても、検索している間は音楽が流れ続ける。こうしたマルチタスク動作はWindows系OSの採用によるものなのだろう。 音質面では、九州工業大学ヒューマンライフIT開発センターと共同開発した音質改善技術「H2Cテクノロジー」を搭載している。約16kHz以上の高音域を独自のアルゴリズムにより補完し、中高音域の自然な再現が可能とするというだが、gigebeat Sで試した際は効果がほとんどわからなかった。 しかし、その後のインタビューでわかったことだが、H2Cは設定画面でONにした後にすぐに効くわけでなく、マイミュージックに戻り、曲を選択して再生開始しないといけないという。 イヤフォンをケンウッド「KH-C701」に変えて、H2Cを適用してみたところ、録音が古いジャズやビットレートの低いMP3ファイルなどで、かなり印象がかわり、高域の密度がぐっと出てくる。もとの再生音もナチュラルで悪くないが、H2Cの適用で圧縮ビットレートを上げたような効果が感じられるのが面白い。ただし、演算量が多いのか、バッテリの減少もかなり早くなるようだ。 また、ジャズ/ポップ/ロック/アコースティックなどのイコライザモードも用意されている。
・大型液晶で活用幅が広がるフォト機能 マイピクチャは静止画管理機能。WMPで管理しているJPEG静止画をgigabeat V30Tに転送して再生できる。最大解像度は9,000×6,000ドットとしているが、基本的にWMPでの転送時に60KB程度のファイルに最適化されて転送されているようだ。そのためか、表示速度は非常に高速で検索性は高い。ただし、ズーム拡大によるピント確認など、いわゆるフォトビューワ的な利用はできない。 フォルダごとの表示や、日付ごとの管理などの検索モードを備えているほか、音楽付のスライドショー利用も可能となっている。
バッテリは内蔵リチウムイオン充電池で、ワンセグ視聴時に約7時間、ビデオ再生時で約9時間、音楽再生時で約25時間の再生が可能となっている。
■ ワンセグ視聴を最重視する人に ハードウェアのデザイン/質感も良く、操作性も良好。おそらく、WMPでのメディア管理がうまくできて、転送さえきちんとできれば、初心者でもさほど戸惑うことなく、ほぼすべての機能を活用できるだろう。特にワンセグのライブ視聴を楽しみたいのであれば、非常に有効な製品といえる。 49,800円という価格は、gigabeat S(30GB)の36,000円に、ワンセグ+大型液晶でプラス14,000円と考えると、ワンセグをどこまで重視するのかが購入の決め手になりそうだ。 ワンセグ録画機能がおまけ的な位置づけなのは残念で、チャンネル切替や起動が遅いこと、録画終了後に何度かフリーズするなど細かな不満はある。今後のファームウェアアップデートなどに期待したいが、基本機能の使いやすさや、画質/音質面では大きな不満は感じない。 使い勝手は申し分なく、ワンセグ視聴を中心としたポータブルプレーヤーを求めるのであれば最有力の選択肢といえる。ただし、設定や使いこなしを楽しむようなマニア向けのアピールが弱い印象もある。Windows系OSがもたらす既視感か、あるいはUIが洗練されているが故にそう思うのかもしれないが、画質設定などの細かい設定機能はなく、また、ビデオプレーヤーとして利用するには、WMVのみのサポートでは、せっかくの大型液晶がもったいない。 ワンセグに対応しているのだから、H.264やMPEG-4のデコードもハードウェア的には可能と思われる。WMVより変換ツールや対応機器が多いPSPや、iPod用の動画が再生できれば活用シーンも広がるように思う。WMVにこだわるのであれば、東芝の製品群との連携など、トータルのソリューションでWMVを選択させるだけの付加価値を提案してほしいところだ。 □東芝のホームページ (2006年7月21日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
AV Watch編集部 Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|