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1980年の光州事件を描く「タクシー運転手 約束を超えて」がBD/DVD化

 1980年5月18日、韓国の光州市を中心に起きた民衆の反政府蜂起「光州事件」。その日を取材したドイツ人記者とタクシー運転手を描いた映画「タクシー運転手 約束を超えて」が、11月2日にBD/DVD化される。価格はBDが4,800円、DVDが3,800円。

タクシー運転手 約束を超えて

 韓国で動員1,200万人を超え、2017年No.1ヒット作となり、日本でも2018年の韓国映画No.1となっているヒット作がBD/DVD化。発売元はクロックワークス、販売元はTCエンタテインメント。

 戒厳令下の物々しい言論統制をくぐり抜け唯一、光州を取材し、全世界に5.18の実情を伝えたユルゲン・ヒンツペーター。その彼をタクシーに乗せ、光州の中心部に入った平凡な市民で、ヒンツペーターでさえその行方を知ることのできなかったキム・サボク氏の心境を追う。実在した2人が肌で感じたありのままを描くことで、1980年5月の光州事件を紐解いていく。

 監督はチャン・フン。出演はソン・ガンホ、トーマス・クレッチマンほか。

 本編は137分。BD版(TCBD-0768)の音声は、韓国語のDTS-HD Master Audio 5.1chと、日本語(DTS-HD Master Audioステレオ)。DVD版(TCED-4196)は、韓国語ドルビーデジタル5.1chと日本語ドルビーデジタルステレオ。

 特典映像は、メイキング、キャラクター紹介、舞台挨拶、日本版予告編ほか。

あらすじ

1980年5月。韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件

あの日、真実を追い求めたひとりのドイツ人記者と彼を乗せたタクシー運転手がいた。

ソウルのタクシー運転手マンソプは「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り、撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化。マンソプは1人で留守番させている11歳の娘が気になり、ますます焦るのだが……。

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